冬はイルミネーションの季節です。
冬の夜は空気が澄んでいるので、星も街の灯りも、光の輝きが本当に美しいです。
そんな中、期間が残りわずかになったイルミネーションイベントを観に出かけてみました。
今回は、冬の間松本市で行われているイルミネーションの様子です。
松本市イルミネーション2022-2023
冬の3カ月間、松本市では、松本城レーザーマッピングをはじめ、大名町通りや千歳橋周辺にイルミネーションが施され、彩りを楽しむことができます。
開催期間や会場は以下の通りです。
〇 期間:令和4年12月1日(木曜日) ~ 令和5年2月28日(火曜日)
〇 会場:松本城公園、大名町通り、千歳橋
松本城レーザーマッピング
点灯:午後6時~午後9時
〇 演出:全10種類(各3分間)
(新演出)「大地」「水」「星空」
(特別演出)「クリスマス」「お正月」「氷彫」「バレンタイン」
(過去演出)「現在」「過去」「未来」
※ 時期で公開している演出が異なります。
市街地イルミネーション
〇 点灯:午後5時~午後10時
〇 内容:電球色で千歳橋から大名町通りへ約8万球の明かりが灯る
メインは何と言っても、国宝松本城を彩る「レーザーマッピング」で、どんな様子なのか観てみたいと思っていました。
そんなわけで、期間も終盤に近づいた平日の夜に訪ねてみました。
松本城へ
このところ、松本へ来るとイオンモールのお酒コーナーで地酒を物色し、お土産に購入するのが恒例になっています。
今回もイオンに駐車して長野の地酒を購入しましたが、購入しなくても平日だと5時間、土日祝日は3時間まで無料で駐車できるようです。
時間は十分にあり、松本城までは歩いて15分ほどの距離なので、ここから女鳥羽川に沿って「千歳橋」方面へ下っていきました。
「縄手通り」を通り、「四柱神社」にお参りをして「大名町通り」に出ます。
大名町通りのイルミネーションはそれほど華やかなものではありませんが、松本城へ続く道の沿道が光に彩られていました。
大名町通りを、松本城へ向かって歩いて行きます。
この通り沿いにも「大名小路井戸」という湧水がありました。
大名町通りの突き当たりが「松本城」です。
松本城公園に入ると、庭園の向こうに、ライトアップされた松本城が見えてきました。
松本城レーザーマッピング
レーザーマッピングは、天守閣の南側と西側で行われていました。
流れてくる音楽はクラシック調の落ち着いた調べで、レーザー光が天守の壁を走って様々な模様を描いていきます。
プログラムは15分間で1つのストーリーが観られるようになっていて、期間によって演出が異なっているようです。
平日の人出は多くはなく、みんな公園内の思い思いの場所で眺めています。スマホで動画を撮影している人も多かったです。
夜ですが、お堀には白鳥が泳いでいて、イルミネーションの輝く中を優雅に行き来していました。
昨年観た善光寺のイルミネーションに比べるとおとなしく感じましたが、こちらはまた違った表現で、点と線の彩りと躍動でイメージを膨らめてくれる演出でした。
公園から有料区域の本丸庭園へ入る門は閉じられていて、夜間は入ることはできません。
マッピングが続く天守を眺めながら、松本城を後にしました。
イルミネーションの後は
帰路、食事を摂ろうと、中町通りにある居酒屋に立ち寄りました。
ちなみに、松本は「バーの街」としても売り出しているそうで、街中に多くのバーがあるそうです。
少し立ち寄ってみたいところですが、車で移動しているので飲むわけにはいきません。
こちらは居酒屋ですが食事メニューがあったので、お酒は無しで、松本のご当地グルメ「山賊焼き」を定食で注文しました。
やわらかく焼き上がった福味鶏の山賊焼きは、ボリュームもあって美味しかったです。
中町通りは観光客で賑わう場所ですが、夜になるとほとんどの店が閉まっていて、静かに冬の夜の松本の街歩きを楽しみながら帰っていきました。