【国宝松本城天守プロジェクションマッピング2023-2024】を見に行く

【国宝松本城天守プロジェクションマッピング2023-2024】を見に行く

冬の夜の天守閣に、色鮮やかに描き出される四季の絵巻を観に、信州松本へ出かけました。

今回は、今シーズンから新たに始まった「松本城プロジェクションマッピング」の様子を紹介します。

スポンサーリンク

夜の松本城 再び

昨年の冬にイルミネーションを観に行った「松本城」で、今年新たに「プロジェクションマッピング」が始まったと知りました。

昨年までとどう違うのか、見比べてみたいと思ったのですが、なかなかチャンスがなく、「また来年以降に‥」と思っていたところ、会期終了間際になって「追加開催」されることが発表され、3日間だけですが延長されることになりました。

しかも、今期上映された3つのプログラムをまとめて観ることができるというので、思い切って出かけてみました。

ここ数日は、2月とは思えないくらいの暖かい日が続いていたので、夜のイベント観覧にも出かけやすく、この暖かさが背中を押した部分もありました。

【松本城イルミネーション】冬の夜に国宝の天守閣を見に行く
冬はイルミネーションの季節です。冬の夜は空気が澄んでいるので、星も街の灯りも、光の輝きが本当に美しいです。そんな中、期間が残りわずかになったイルミネーションイベントを観に出かけてみました。今回は、冬の間松本市で行われているイルミネーションの...
スポンサーリンク

光と氷の城下町フェスティバル

松本城のプロジェクションマッピングは「光と氷の城下町フェスティバル」の一環として行われています。

他にもイベントはありますが、中心はやはりこの「松本城天守」での演出です。

これまでも行われてきたイベントですが、今年度から内容が新しくなり、プロジェクションマッピングを用いた演出に変わりました。

今回観てみて、一言でいうなら、表現が「線から面」になったという感じで、昨年まではレーザー光による線描による表現でしたが、今年はプロジェクションマッピングによる映像を用いた表現に大きく変わっていました。

また、昨年まではなかった「黒門」での演出も始まり、いっそう充実した感じがしました。

「国宝松本城天守プロジェクションマッピング2023-2024」の概要を、下記に載せておきます。

期間  令和5年12月16日(土)から 令和6年2月14日(水)
会場  松本城公園、大名町通り、千歳橋、⼤⼿⾨枡形跡広場 他
点灯  国宝松本城天守プロジェクションマッピング 午後6時 から 午後9時
      1回約12分、メイン演出約9分、サブ演出約3分
      3期にわたり、3つのメイン演出をお楽しみ頂けます。
     ※期間で公開している演出が異なります。詳しくはプログラム。
市街地イルミネーション  午後4時30分 から 午後10時
           <「光と氷の城下町フェスティバル」HPより引用>

さらに、延長期間の内容については下記のようになっています。

【延長決定】大好評につき”松本市イルミネーション”を2/16(金)17(土)18(日)で
      特別公開します!。

今季、初開催となった国宝松本城天守プロジェクションマッピングをはじめ、市街地イルミネーションはお陰様で多くの方にご来場いただき、来場者が10万人を突破しました。そこで、大好評につき3日間限定で特別延長を実施いたします!

◆期間:2/16(金)〜18(日)
◆国宝松本城天守プロジェクションマッピング
 ・18時30分〜21時00分の間、今季の全3演出を一挙公開
 ・1期目演出⇒2期目演出⇒3期目演出 ※インターバル及びエンドロールあり
◆市街地イルミネーション(大名町通り、千歳橋)
 ・6時30分〜22時00分の間、点灯
◎注意
 ・2/15(木)は演出切替え等の作業日となります。
 ・プロジェクションマッピングは日没の関係で、通常(2/14まで)より30分
  開始が遅くなっています。
           <「光と氷の城下町フェスティバル」HPより引用>

延長期間は、特別編ということで人出も通常期間よりは多かったのだろうと思います。昨年来たときよりも、かなり人が多かったです。

全体的な雰囲気は変わりありませんが、内容的には昨年までとは別物といった感じで、かなり充実したと思います。

観覧の時間は、周辺の散策を含めても1時間~1時間30分ほどあればよいと思うので、昼間にスキーや街歩きなどを楽しんで、合わせて計画するのがおすすめかと思います。(今シーズンのプロジェクションマッピングは、すでに終了しています)

スポンサーリンク

大名町通り

千歳橋

イルミネーションは「千歳橋」から始まります。

大名町通り
松本市立博物館

「大名町通り」に入り、新しくできた「松本市立博物館」の前を進んで行くと、突き当たりが「松本城公園」です。

スポンサーリンク

黒門

松本城公園

園内に入ると「松本城天守」が見えてきますが、天守へ行く前に、今年から始まった「黒門」のプロジェクションマッピングを見ていきます。

門という小さなスペースですが、思った以上に鮮やかな演出で魅せてくれました。

こういうサブの演出があるのも、ちょっと嬉しいですね。

スポンサーリンク

松本城天守

続いて「天守」へ向かいます。

通常の会期中、3期に分けてそれぞれで上映されていたプログラムが、この延長期間には3本まとめて上映されます。今季の観覧は諦めていましたが、ここで観られたのは逆にラッキーでした。

お堀沿いには人垣ができていて、3つ通して観ると30分ほどかかりますが、寒さがそれほどではなかったこともあり、たくさんの方々がすべての上映に見入っていました。

プロジェクションマッピングは建物全体に一気に描き出すので、レーザー光に比べて華やかな感じがします。

天守の西側に移動すると、こちらは少し空いていて、お堀の水面に映る天守の姿も撮影することができました。

この催しも「プロジェクションマッピング」になったことで、全体的に色鮮やかで華やかなものになったと感じます。

夏の花火もよいのですが、冬の夜に暖かい支度をして、光の輝きを観に出かけるイベントも、やはりいいものだと改めて思いました。

冬の夜のイルミネーション散歩を楽しみました。

スポンサーリンク

卵とじソース煮カツ丼

食事処 高橋

松本城へ向かう前でしたが、松本駅周辺で夕食を摂って行こうと思い、松本駅前の有名店「盛よし」に行ってみましたが、すでに大行列でした。

店を探して「食事」で検索し、評価の高いところをチェックしてみると、「ソースかつを卵とじしたカツ丼」というのが目に止まりました。(食事処 高橋)

カツ丼といえは卵とじが一般的ですし、ソースカツ丼もけっこうメジャーな存在です。

しかしそれが「合体したカツ丼」は見たことがなかったので、こちらの店を訪ねてみることにしました。

店内には静かに洋楽が流れています。

メニューから「カツ丼(中)」(1,020円)を注文しました。

10分ほどで提供されたカツ丼は、見た目はちょっと黒いですが、普通に卵とじカツ丼といった感じです。

全面をカツと卵が覆い、ご飯の量もたっぷりで、普通の店の大盛りくらいのボリュームがあると思います。

カツは脂の部分が少なくさっぱりした感じで、ほぼ赤身の柔らかいカツです。

甘じょっぱいカツの味わいは独特で、初めてでしたがご飯が進み、「好きな人ははまるだろうなぁ」という感じでした。

こちらのお店のメニューには、他にも松本名物の馬肉料理があり、「馬刺し」や「さくら丼」(馬肉のすき焼き煮)なども食べられるようでした。

次回機会があれば、これらも味わってみたいと思いました。