【菜の花公園】北信濃の春 飯山ミニサイクリングと駐車場情報

菜の花公園

今年は春の訪れが早く、花の見頃も例年よりかなり早くなっています。

4月の終わりに、春の野山を黄色く彩る「菜の花」を観に、北信濃を訪ねてみました。

今回は、満開を迎えた飯山「菜の花公園」の様子です。

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菜の花まつり

飯山市では例年ゴールデンウィークの時期に「菜の花まつり」を開催しています。

この近くに来ても、周辺の林道などが開通する頃には菜の花の季節は終わっているので、これまで林道ツーリングと合わせて観るということはできませんでした。

コロナ禍が落ち着いた今年、以前と同じく5月初めに菜の花まつりが行われるようですが、今年は花がすでに満開という情報があったので、一足早く出かけてみました。

菜の花を観ながらのサイクリングというのもよいかなと思い調べてみましたが、ネットなどに紹介されているコースは少し単調な感じもしたので、今回は「菜の花公園周辺に限定」してちょっとだけ自転車で走ってみることにしました。

今回はサイクリングが目的ではなく、「駐車場の渋滞回避」が主な目的だったので中途半端でしたが、少しだけでも春の信濃路を走れたのはよかったです。

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自転車で菜の花公園へ

国土地理院地理院地図より引用 地理院タイルに赤線等追記して掲載

花の駅 千曲川

今回車を駐めたのは、「花の駅 千曲川」です。

菜の花公園の近くにも駐車場があるのですが、菜の花の時期に駐められるか分からないし、春の北信濃を自転車で走るのもいいかな、と思い折りたたみ自転車持参で訪れました。

「花の駅千曲川」は以前にも来ているのですが、全面的に建て直したようで、以前とはまったく違う姿になっていました。

駐車場も広くなったのですが、平日にもかかわらずほぼ満車で、駐車場所としてはここも駐められない可能性がありそうでした。

千曲川の河川敷も菜の花畑になっていて、こちらを散策する人の姿も見られます。

自転車で出発

千曲川の堤防上を走る国道117号線に沿って歩道が設けられていて、ここを走って行きます。

花の駅千曲川から菜の花公園入口までは3kmほどで、歩いても40分くらいだと思います。

やがて千曲川に架かる赤い「大関橋」が見えてきます。

大関橋

橋の上は比較的狭く歩道もないのですが、交通量はそれほど多くはないので、止まって写真を撮るような余裕もありました。

下流方向
上流方向

大関橋を渡り関沢の信号を右折すると、道は緩やかな登り坂になり、菜の花公園のある丘に向かって登っていきます。

「東小学校入口」の標柱のある信号が、菜の花公園への入口です。

小学校の脇を進むと、菜の花畑が見えてきました。

菜の花畑は、公園に続く丘の周辺全面に広がっています。

菜の花公園脇の道にはずらりと屋台が並んでいましたが、この日はゴールデンウィーク前の平日だったので、ほとんどの店が休業でした。

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菜の花公園

丘の頂上から千曲川に向かう斜面に「菜の花公園」が広がっています。

遠方正面は鍋倉山

千曲川の向こうには、鍋倉山などの関田山脈の山々が広がっています。

今年は雪融けも早いようで、残雪はほとんど見られませんでした。

千曲川と斑尾山

全体的には満開のピークは過ぎた感じでしたが、まだ見応えのある一面の菜の花畑が広がっていました。

高社山
菜の花と寄楽舎
妙高山と火打山

関田山脈の向こうには、まだ残雪たっぷりの妙高山と火打山が頭を出しています。

朧月夜の歌碑

菜の花畑を歩いて行くと「朧月夜」の歌碑がありました。

唱歌「朧月夜」を作詞したのは、飯山市の隣、中野市出身の「高野辰之」ですが、ここの風景が歌詞の世界を彷彿させることから、歌詞のモチーフになっているのではないかといわれています。

ゴールデンウィーク中の「菜の花まつり」に向けて、野点の茶席も準備中でした。

好天に恵まれたこの日は、公園内で結婚式の前撮りも行われており、混雑はありませんでしたが、多くの人々がこの景色を楽しんでいました。

バニラ(400円) ちょっと潰れ気味だけどたっぷり <パンフ持参で割引あり>

「花の駅千曲川」に戻り、併設のカフェでソフトクリームを購入しひと休みします。

時間的には、のんびりと廻りましたが2時間ほどでした。

駐車場の心配がなく、ミニサイクリングも楽しめたので、折りたたみ自転車の利用はおすすめだと思います。

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駐車場情報

菜の花公園の近く、湯の入荘入口の脇に「菜の花公園駐車場」があります。

普段は無料ですが、菜の花の時期は有料となり、駐車協力金として普通車500円、二輪車100円が必要です。

しかし、ここはそれほど広くはないので、菜の花の時期はすぐに満車になると思われます。

「菜の花まつりパンフレット」には、飯山駅などとの間のバスについては、路線バスの時刻表や乗り降り自由のパスポートなどの情報が紹介されていますが、自家用車で訪れた場合の駐車場所についての情報は少ないです。

できるだけ公共交通機関を利用してほしいということなのだと思います。

パンフレットには、公園から北へ行った小菅神社入口付近に約600台駐められる駐車場が記されています。

しかし、この駐車場は菜の花公園からは約2kmほど離れているので、歩くと30分ほどかかると思いますが、特に記載がなかったのでシャトルバスなどがあるのかは不明でした。