高崎は知る人ぞ知る「パスタの街」で、専門店も数多くあります。
メニューも他の地域にはない独特なものがあり、様々にアレンジされたものを食べることができます。
今回は、そんな高崎で人気だという「ベスビオ」を食べてみました。
パスタの街高崎
北関東は小麦文化の根付いた地域で、ラーメンやうどんの街として有名なところがいくつもありますが、高崎も「パスタの街」として知られています。
その高崎で、人気のパスタに「ベスビオ」というのがあります。
「ベスビオ」と言えば、ポンペイ遺跡や、『フニクリ・フニクラ』という登山鉄道の歌でおなじみのイタリアの活火山「ヴェスヴィオ山」を思い出しますが、まさにこの山から付けた名前だそうです。
火山の「火を噴く」というイメージから、辛いパスタかな?と予想したのですが、その通りでした。
シャンゴ問屋町本店
「ベスビオ」がメニューにある店はいくつかあるのですが、今回訪れたのは、群馬県内で数店舗を展開する「シャンゴ」というイタリアンレストランです。群馬で最も有名なパスタ店と言ってもよい店かと思います。
「シャンゴ問屋町本店」は、国道17号線と高崎環状線が交差するすぐ近くにあり、同じ通りの100mほど離れた所には「シャンゴ問屋町支店」もあります。
シャンゴはこれまでにも訪れていますが、ここへ来ると注文するのはいつも「シャンゴ風」だったので、他のメニューはあまり知りませんでした。
ベスビオ
シャンゴは通し営業なので、昼の混雑する時間帯を避けて訪問しました。
それでも客足が絶えることはなく、サラリーマン仲間、カップル、お一人様と様々な方々が途切れることなく訪れてきます。
窓際のテープル席に着き、今回は「ベスビオ」と決めていたので、サラダ、ドリンクのセットで注文します。
高崎のパスタは盛りがよく、Sサイズで150gあります。
多くのパスタ店が1人前100g程度なので、普通に食べるならSサイズで十分かと思いますが、今回はガッツリいこうと思い、Mサイズにしてみました。
ホームページでは紹介されていませんが、16:00まではお得なランチメニューもあります。
10分ほどで「ベスビオ」が提供されました。
魚介の入ったトマトソースのパスタで、てっぺんに火山の噴火をイメージしたムール貝が立てられています。
そして、Mサイズはかなりの重量感がありました。
食べてみると、辛さはそれほど強いものではなく、辛いものが苦手な人でも大丈夫なくらいだと思います。
ちょっとピリ辛のペスカトーレ、といった感じです。
たっぷりの魚介とピリ辛なトマトスープが食欲をそそり、ガッツリと食べてしまいました。
しかし200gはけっこうなボリュームで、夜遅くまでまったくお腹が空きませんでした。
メニューは大変豊富で、セットメニューもあり、誰もがリーズナブルに満腹感に浸れると思います。
店内は落ち着いた雰囲気で、先客の去った座席をスタッフが丁寧に消毒作業をしているのが印象的でした。