【万代バスセンター】レトロなカレーとみかづきイタリアン 新潟B級グルメ旅①

【万台バスセンター】バスターミナルのカレーを食べる 新潟B級グルメ旅①2

新潟県民には有名なバスターミナルのカレー。今やその知名度は全国区かもしれません。

新潟ドライブの際、この有名なカレーを食べに「万代バスセンター」を訪ねてみました。

今回は新潟B級グルメの有名店「万代そば」のカレーについてのレポートです。

合わせて、同じ建物にある「みかづき」のイタリアンについても紹介します。

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新潟のB級グルメ

【万台バスセンター】バスターミナルのカレーを食べる 新潟B級グルメ旅①

全国有数の米どころであり、酒蔵の数は日本一、海の幸も豊富な新潟県は魅力的な食材に溢れています。

しかし、こうした特産品以外にも、新潟にはいわゆる「B級グルメ」もたくさんあり、庶民の味に関しても充実した地域だと思います。

「5大ラーメン」なども有名ですが、今回は新潟ドライブの際に訪れたいくつかのB級グルメスポットについて、数回に分けて紹介したいと思います。

その1は、新潟市の中心部、新潟駅近くのバスターミナル「万代バスセンターのカレー」と「みかづきのイタリアン」です。

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万代バスセンター

「万代バスセンター」は新潟駅から徒歩10分ほどの所にあるバスターミナルで、周辺にはデパートなどが建ち並ぶ繁華街のまん中にあります。

館内には様々な商業施設が入っていますが、各地へバスで出発する前にちょっと腹ごしらえをする場所として親しまれてきたのが、バスの発着場に隣接する立食いそばの店「万代そば」です。

いわゆる「早い、安い、うまい」がそろった店として、バス利用者に留まらず多くの人々を惹きつけてきました。

もともと蕎麦・うどんの店なのですが、ここのカレーが蕎麦を凌ぐ人気で、黄色くドロッとしたレトロな雰囲気のカレーは、すでに全国に知れ渡っている存在です。

道の駅でお土産を見ている時にも、「バスセンターのカレー味」の製品がたくさん並んでいて驚きました。

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万代そば「バスセンターのカレー」

バスターミナルの脇を奥へ進むと、「そば うどん カレー」と書かれた看板が見えてきます。

すぐ隣にラーメン屋もありますが、中央のカウンターの左側が「万代そば」です。(営業時間 8:00~19:00)

こちらの券売機で食券を購入し、店内の人に渡して注文します。

※ 店内(調理場)の撮影は禁止と表示されていたので、正面からの写真はありません。

メニューには蕎麦やうどんもありますが、券売機のトップに並んでいるのはカレーで、「ミニカレーライス420円 普通カレーライス530円 大盛カレーライス650円 カレールーのみ350円」というラインナップです。

初めてなので「普通カレーライス 530円」を食べてみました。

隣には、お土産用のレトルト製品の案内があり、品薄で一人5個までという表示が出ていました。

しかしこのカレーライスは、ここで、この雰囲気の中で食べてこそだと思います。

水は紙コップのセルフ。関連グッズもいろいろ出しているようで、壁にはTシャツなどが展示されていました。

普通カレーライス 530円

こちらが「普通カレーライス」。ご飯の上全面にカレーがかかっています。福神漬もたっぷりです。

カウンターで注文するとその場ですぐに提供され、お皿を持って空いているカウンターへ向かいます。

けっこう盛りがよく、よほどお腹が空いていなければ、普通サイズで十分かなと思う量です。

普通カレーとミニカレー

よく見ると、スプーンには「バスセンター」の文字が刻まれており、こちらのオリジナルのものでした。

周囲を見ると一人の方が多く、皆それぞれのカウンターで黙々と食べています。

カレーを食べている人が多いですが、年配の方にはそばを食べている人もけっこういます。

地元の方にとっては、カレーの人気に関係なく、手軽にお腹を満たすお馴染みの場所なのだろうと思います。

カウンターのつい立てには、カレーの説明や新聞記事などが貼られていました。

半分ほど食べた断面ですが、ご飯がけっこう厚く盛られていてボリュームがあります。

見た目の印象ではマイルドなカレーかなというイメージでしたが、けっこうスパイシーでしっかりとした辛みのある美味しいカレーでした。

人気の秘密は、このレトロな見た目だけでなく、確かな美味しさにもあるのだろうと思います。

カウンター越しに見ると、バスが走っていくのが見えます。

老若男女が行き交うバスセンターの片隅。様々な人々がやってきては、しばし憩いのひとときを過ごしてまた去って行く・・。

どんな思いで立ち寄っても、静かに受け入れてくれるような場所でした。

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みかづき「イタリアン」

万代バスセンターには、他にも新潟でしか見られない独特の食べ物があります。

それは「イタリアン」という麺料理なのですが、新潟県民以外には馴染みのないものだと思います。

こちらは以前に別の所で食べたことがあるのですが、名前はイタリアンだけどパスタに分類するのは違う!?と思うものでした。

そんな「イタリアン」発祥の店である「みかづき」が、バスセンターの2階にあります。(営業時間 10:00~20:00)

バスセンターの2階には広いテラスがあり、それを取り囲むようにある店舗たちの一角に「みかづき」があります。

カウンターで注文と支払いをすると番号札が渡され、席に着いて待っていると番号がアナウンスされて受け取りに行くという方式です。

横に細長い店内の飲食スペースはけっこう広く、開店後の朝の時間帯でしたが、それでもカップル、女子高生、お一人様など、それなりに人が入っていました。

番号が呼ばれて受け取りに行くと、トレイに載せて渡されます。

イタリアン 400円

容器は発泡スチロール、フォークもプラスチックで、店内でもテイクアウトでも変わりません。

小さめの容器に入ったイタリアンは軽食にぴったりなサイズ感で、食事にするには物足りない量かもしれません。

見た目はミートソースのスパゲティという感じですが、添えられているのが刻んだ生姜漬というのが独特です。

麺はパスタではなく太めの「焼きそば」で、ソースを除いてみると、野菜を混ぜて炒められた麺は焼きそばそのままという感じです。

焼きそばにトマトソースを載せた食べ物、と言えば分かりやすいかと思います。

味的には、麺もソースも強い味付けではないのでよく言えばマイルドですが、焼きそばともパスタとも言えない、ちょっとぼんやりとした印象でした。

周囲のお客さんは、カップルも年配の女性もテイクアウトの男性も、皆イタリアンを注文していて、身近で気軽に親しまれていることを感じました。

※この記事の価格等は、2023年4月時点のものです。

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