ドライブの途中で、ひと休みするスポットを探し訪ねるのも旅の楽しみのひとつです。
新潟B級グルメ旅の最後は、旅の行き帰りに立ち寄った、郊外にある甘味処と日本海沿岸の浜焼きについてです。
江口だんご本店

「江口だんご」は、長岡市内に数店舗を展開する和菓子の店で、その本店が長岡から柏崎へ向かう国道8号線沿いにあります。
こちらは喫茶を併設していて、立ち寄って店内で和菓子や抹茶を味わうことができます。
ネット上で見かけた色鮮やかな「五色だんご」の画像に惹かれ、ドライブの途中に訪ねてみました。

郊外の山間地にある本店の周辺には店名を示す看板などはなく、気をつけていないと通り過ぎてしまいそうです。
入口にある大きな団子のオブジェが目印です。

店内へ向かう入口の手前に持ち帰り専用の「串だんご販売所」がありますが、こちらは土日祝日のみの営業で、この日は開いていませんでした。

入口の門を通って店内に向かいます。

中庭に「さざれ石」が置かれていましたが、こちらと関係があるという訳ではなさそうでした。


回廊を行くと「串だんご」の見本が置かれていました。こちらは持ち帰り専用のようで、店内の喫茶のメニューにはありませんでした。




全体が古民家風のつくりで、店内に入るとすぐ脇に「かまど」がありました。薪が燃えていて、焚火の匂いが漂います。

かまどの先には、別棟の洋風カフェへの通路もあります。



店内には様々な和菓子が並び、お菓子を作っている工房の様子も見えています。

宅配便などの発送用の記入スペースも用意されていました。

五色団子


二階の甘味処へ上がっていきます。
こちらは、コロナ以後、食事メニューの提供は休止しているとのことです。

「五色団子」を抹茶のセットで注文しました。


通された席は窓に向かうカウンターのようなスペースで、早春の日差しが差し込みます。ここもコロナ以前は対面の座席だったのかもしれません。

店内では、作務衣の御仁が注文のたびに一杯ずつ抹茶を点てています。

「五色団子」は、あん、抹茶、ごま、醤油、のりの五種類で、彩りだけでなく様々な味が楽しめます。そして甘い団子には抹茶がよく合います。



裏庭にも、雪国の遅い春の気配が訪れていました。


人気店のようですが今回は混雑はなかったので、山里の景色の中でゆっくりと甘味を楽しむことができました。
寺泊の浜焼き

新潟市からの帰路、しばらく日本海沿岸を通る国道402号線を走ってみました。
「弥彦山」の麓を通り過ぎると、港町「寺泊」があります。
「寺泊海浜公園」周辺には、水産物の店が集まっていて、浜焼きの店が並んでいます。


イカ、エビ、さば、のどぐろ、ツブ貝など様々な串が並んでいますが、なぜか日本海と言えばイカのイメージがあるので、ここは「イカ焼き」を注文します。
注文するともう一度タレを付け、火で炙って温めてから渡してくれます。
テントのある休憩用のスペースを用意している店もありますし、各店舗の前の歩道にはベンチもあるので、手軽に海の幸を味わうことができます。


国道沿いで、向かいには広い無料駐車場もあるので、ドライブの途中に立ち寄りやすいと思います。

日本海に沈む夕日も美しいスポットです。


