【宇都宮】餃子「来らっせ」と藤城清治美術館を巡る高原ドライブ

【那須高原】宇都宮市内散策と牧場・美術館を巡る高原ドライブ

「那須高原」のドライブで出会った、森の中にひっそりと佇む「藤城清治美術館」。幻想的な世界観が魅力の藤城清治の作品が展示されています。

今回は、冬の日の栃木へのドライブ。まずは宇都宮で餃子を、そして市内のあまり知られていない観光スポットを巡ります。

その後は那須高原へ。牧場や美術館巡りの様子を紹介します。

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まずはギョウザ いろいろ味わうには

宇都宮市内には、ギョウザを食べられる有名店がたくさんあります。これらを巡り歩くというのも楽しいですが、「とにかく宇都宮餃子を食べたい」というのであれば、宇都宮餃子会が運営する「来らっせ本店」に行くのが一番手っ取り早く、いろいろな餃子を味わうことができます。

宇都宮餃子会来らっせ本店
常設店舗:来らっせHPより

アクセスと駐車場

宇都宮餃子会が運営する「来らっせ 本店」は、宇都宮駅から1kmほどの市内中心部にあり、MEGAドンキホーテのラパーク宇都宮店が入るビルの地下にあります。

専用の駐車場は用意されていませんが、周辺にはドンキホーテの提携駐車場やコインパーキングなどがたくさんあります。

提携駐車場は、ドンキホーテでの利用も含めて、2,500円以上で2時間無料になりますので、レシートはしっかり保管しておきましょう。提携駐車場は以下のところです。

店舗の構成

店内の様子:来らっせHPより

地下にある店舗はけっこう広く、「常設店舗」と「日替わり店舗」に分かれています。その他にお土産を購入できるコーナーもあります。

「常設店舗」には、「宇都宮みんみん」「めんめん」「香蘭」「龍門」「さつき」の5つの人気餃子専門店が入っており、それぞれの味を楽しめます。

「日替わり店舗」では、30種類の餃子を日替わりで提供しており、1皿で5店舗の味を楽しめる「盛合わせ」などのメニューもあります。

初めてであれば「常設店舗」に入るのがよいと思います。

「常設店舗」はギョウザを作って販売する5つの店舗と、たくさんのテーブルが並ぶ飲食スペースで構成されており、150席ある大きな店舗ですが、休日は長い行列ができていることもめずらしくありません。しかし比較的回転は速いので、とりあえず並んで様子を見てみましょう。

来らっせHPより

注文方法

ギョウザを食べるには、まず座席を確保します。入口に係の人がいて、空いている座席へ案内してくれます。店舗に付属の「カウンター」に案内されることもありますが、一般の席と変わらず、他の店のギョウザを注文することもできますので安心してください。

①案内された座席の番号を教えてくれるので、覚えておきます

②座席を確保したら、各店舗へ行き、食べたいギョウザを注文をします。店舗によって特色のある様々なギョウザが提供されているので、とりあえず何店かで注文します。

③各店舗で会計を済ませ、自分の座席を伝えると番号札を渡されます番号札と好みのラー油の入った小皿をもらって座席へ戻って待っていると、出来たてをお店の人が座席まで届けてくれます。番号札を座席に置いておけば、席を離れていても置いていってくれます。

④食べ終わったら、そのまま席を立ってかまいません。片付けはお店の人がやってくれます。

オーソドックスなものはもちろん、いろいろな種類の餃子があるので、つい食べ過ぎてしまいます。値段も200円台~400円台くらいで、お財布にも優しいです。

来らっせオリジナルビール餃子浪漫

来らっせオリジナルの「餃子浪漫」というビールもありました。爽やかと言うより味わいのある、ギョウザに合わせたビールですね。

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宇都宮市内を歩く

ギョウザの後は、「来らっせ」から徒歩で行ける範囲で、少し市内を散策してみましょう。

宇都宮二荒山神社

宇都宮二荒山神社

宇都宮二荒山神社」は、通りを挟んで「来らっせ」のすぐ北側にあります。日光の二荒山神社と区別するため、宇都宮をつけて呼ぶそうです。

下野国一の宮で、「宇都宮」という地名は、「一の宮」が訛ったという説もあるようです。

宇都宮二荒山神社

大きな鳥居を過ぎると石段が続いていて、その上の小高い丘の上の広い境内に社殿が鎮座しています。この神社がこの街の始まりだと思わせる立地です。

境内には、めずらしい「ギョウザの形をしたおみくじ」があるそうです。

旭町の大いちょう

「来らっせ」から南に向かって歩くと、5分ほどで「いちょう通り」という東西に走る大きな通りに出ます。この通り沿いに、「旭町の大いちょう」と呼ばれる、大きなイチョウの木が立っています。

本当に大きな木で、街の中心部にこれだけの大木が立っているのはあまり見たことがありません。

ここは元々は宇都宮城の城内だった場所で、樹齢は推定400年とのこと。第二次大戦の空襲の際も、被災し枝が焼け落ちたにもかかわらず、枯れることなく蘇ったそうです。

ビルの間に一本だけ立っていますが、周囲はきれいに整えられていて、市民の皆さんが大切に守り育てている様子が窺えます。宇都宮市指定の天然記念物だそうです。

「大いちょう」は、「来らっせ」から徒歩10分ほどの距離です。

松が峰教会

松が峰教会

「大いちょう」から徒歩数分のところに、石造りの趣のある教会があります。

「松が峰教会」と言うカトリックの教会で、聖堂の建物は全体が栃木特産の「大谷石」を用いて造られており、重厚で厳かな雰囲気を醸して出しています。国の登録有形文化財にも指定されているそうです。

駐車場は数台分あるようですが、問い合わせが必要のようです。教会のすぐ前にコインパーキングもあります。

松が峰教会
松が峰教会

聖堂内部の見学は無料でできます。特に受付等はなく、教会が開かれていましたので、内部を自由に見学させていただきました。

開館時間は午前8時から午後8時まで。一年を通して閉館日はないようです。

松が峰教会内部
松が峰教会内部
松が峰教会内部

昭和7年竣工。90年近い時を刻んでいます。正面の祭壇奥には、パイプオルガンも設置されています。

松が峰教会内部
松が峰教会内部
松が峰教会内部
松が峰教会内部

聖堂内部にも大谷石がふんだんに用いられ、教会としては独特の造形美が随所に見られます。静かな時が流れていて、不信心な私まで厳かな気持ちにさせてくれました。

おみやげに、聖書の言葉が書かれたカードをいただきました。

松が峰教会外観
松が峰教会外観

大谷石造りの教会は、栃木でしか見られないものでしょう。建築のすばらしさだけでなく、そこに流れる時間も美しく清純なものに感じられました。

「松が峰教会」は、「来らっせ」から徒歩10分ほどの距離で、「大いちょう」からは徒歩数分です。

宇都宮城址公園

宇都宮城址公園

宇都宮に「城下町」としてのイメージはなかったのですが、江戸時代、宇都宮は奥州街道、日光街道の要衝の地であり、宇都宮城も天主こそないものの、関東有数の城であったようです。

明治初年の戊申戦争で多くを失い、ほとんど遺構が残らない状況でしたが、近年「宇都宮城址公園」として建築物の再建と整備が進んでいます。

いわゆる城跡として見るには少し物足りない感はありますが、広大であった城内の雰囲気が感じられる、憩いの場としての公園になっていました。

宇都宮城址公園

「城下町」は、その戦略上の理由で整然とはしていない街が多いですが、街の中心に城があるというのは、独特の風情があってよいものです。

公園では、人々が憩いのひとときを過ごしていました。

宇都宮城址公園
宇都宮城址公園
宇都宮城址公園

宇都宮城址公園は、大いちょうから徒歩5分ほどの距離です。専用の駐車場もあり、駐車できるのは10台ほどですが、無料で駐車できます。

わずかな時間でしたが、市内を巡ってみると様々な宇都宮の一面を知ることができました。これも旅の楽しみの一つです。

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那須高原へドライブ

那須南ヶ丘牧場

栃木のドライブでは、見どころはたくさんあると思うのですが、今回は一気に「那須高原」まで走りました。

そして、まずは高原の雰囲気を感じたいと、「南ヶ丘牧場」へやってきました。

那須南ヶ丘牧場
那須南ヶ丘牧場

牧場は、乗馬を楽しむ人たちや、子馬と親しむ親子連れなどで賑わっています。

馬は若かりし頃に乗ったきりですが、乗ると「視点」が本当に高くなって、車に乗るよりはるかに視界が開けた感じがしました。自由に乗りこなせたら、さぞ気持ちよいのだろうと思います。

那須南ヶ丘牧場ミルク茶屋
ミルク茶屋

そして私たちが向かうのは、こちらの「ミルク茶屋」。牧場の「ソフトクリーム」をいただきます。

「プレミアムバニラ」と名物の「ペロシキ」を購入。

那須南ヶ丘牧場売店
売店前の券売機
那須南ヶ丘牧場ソフトクリームとペロシキ
食べかけですみません

少しだけ高原気分を味わってから、藤城清治美術館へ向かいます。

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藤城清治美術館

藤城清治美術館ステンドグラス
藤城清治美術館チャペル

美術館は高原の林の中にあり、入口は長屋門のようになっていて落ち着いた感じです。
駐車場は、約100台分の無料駐車場が用意されています。

場内に入ってしばらくは、林の中の歩道を歩いて行きます。すると最初にあらわれるのが、こちらの「チャペル」です。

藤城清治美術館チャペル
藤城清治美術館チャペル
藤城清治美術館チャペル
藤城清治美術館チャペル
藤城清治美術館
藤城清治美術館チャペル

内部は薄暗く、窓にはめ込まれた藤城作品の美しいステンドグラスの数々が浮かび上がります。普通の教会で見るステンドグラスとはちょっと違って、影絵作家である藤城清治の世界が表現された、絵画のような作品たちです。こちらのチャペルでは結婚式も行われるようです。

藤城清治美術館
藤城清治美術館入口

さらに林の中の歩道を進んで、美術館の入口にやってきました。ネコがお出迎えです。

藤城清治美術館エントランス

館内の撮影はできませんが、エントランスに撮影を許されたディスプレイがあります。秋の終わりに訪れたので、サンタクロースの作品が掲示されていました。

藤城清治美術館トイレ
トイレの天井

美術館の内部は写真では紹介できませんが、メインである影絵の展示スペースの他に、ガラス張りの明るい展示コーナーがあったりアトリエの再現部屋があったりして、工夫が凝らされた楽しい構成です。トイレの天井も、全面照明のガラスにトンボやネコが描かれていて、こんなところにも、この美術館のコンセプトを感じます。

藤城清治美術館のバッジ

ショップでは、様々なオリジナルグッズを販売しています。時期的にカレンダーが人気のようで品切れのものも。かわいらしいバッジを購入しました。

藤城清治美術館入口
藤城清治美術館チャペル

見学を終えて外に出ると、すっかり日が落ちていて、入口も、場内の林にも、イルミネーションが輝き始めまていました。

チャペルのステンドグラスは、今度は中からの灯りで薄暮に浮かび上がっています。

光と影が美しく叙情を表現し、どこか懐かしい藤城作品は不思議な魅力を放っていました。