【キュンパス】初心者も戸惑わない買い方ガイド お得な切符購入の注意点まとめ

【キュンパス】初心者も戸惑わない買い方ガイド

今年もJR東日本から、通称「キュンパス」の発売が開始されました。

鉄道にあまり馴染みのない方にとって、購入がちょっと面倒な切符なのですが、たいへんお得な切符なので、ぜひ活用して旅に出かけたいものです。

今回は、購入が初めての方に向けて、注意点と購入のしかたについてまとめました。

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「キュンパス」の購入ルール

今年も「旅せよ平日!JR東日本たびキュン早割パス」(通称「キュン♥パス」)が発売されました。

「キュンパス」はバレンタインデーからホワイトデーのあたりの約1ヶ月間、平日のみ利用できる期間限定の切符で、発売は今年で3回目になります。

この切符の魅力は、JR東日本の新幹線を含むすべての路線と一部会社線の普通車自由席が乗り放題になり、しかも価格は、1日間用だと10,000円、連続する2日間用だと18.000円(子ども用はありません)という、他にはない低価格である点です。

また、指定席も2回(2日間用は4回)まで追加料金なしで利用できます。

少し遠出をすれば、すぐに元をとれてしまう超お得な切符なのですが、購入方法がちょっと独特なので、慣れない人には面倒な切符かもしれません。

そこで、初めての方が実際に購入する場合の、手順と注意点をまとめてみました。

キュンパスの購入は、まず「使用日」を決めるところからスタート

この切符を利用して旅に出るには、まずこの切符を使う日を決める必要があります。この切符は期日を指定して購入します。

指定できるのは平日だけで、2日間用だと、どちらかの日が休日になる場合には購入できません。(木・金はよいが金・土はダメ など)

すべては旅行日の決定からスタートし、逆算して購入日が決まってきます。

購入できるのは「使用日の14日前まで」

キュンパスは購入できる日も限られており、使用日の1ヶ月前から14日前の間でのみ購入することができます。

使用日が決まったら、そこから逆算して1か月前から2週間前までの間に購入しなければなりません。

「来週旅行に行こう」と思っても、キュンパスの販売期間はすでに終わっているので、この切符を利用することはできません。2週間以上前に予定を考えておかなくてはならないのです。

指定席の予約は切符の購入後でも可能ですが、切符の購入手続きだけは、必ず14日前までに済ませておく必要があります。

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購入はえきねっと限定

キュンパスの基本事項を確認したところで、ここからは具体的な購入の方法を見ていきます。

最初にお断りしておきますが、この記事では購入操作の様子を逐一紹介しているわけではありません。具体的な操作については、キュンパスのホームページ等で詳しく紹介されているので、そちらを見ていただきたいと思います。

この記事では、操作の途中で「ここはどうなっているのだろう?」と迷うような点についてのみ紹介していきますのでご承知ください。

    

キュンパスは、駅の券売機やみどりの窓口では一切購入することができません。「えきねっと(Web)」限定で販売されています。

そのため、購入したい場合には、事前に「えきねっと」の会員登録をしておく必要があります。

    

会員登録は、えきねっとのホームページから「JRE ID」の登録をすることで行います。

認証コードや個人情報の入力を画面の指示通りに行うだけなので、特に難しい点はありません。登録料や会費も無料なので、まずは「えきねっと会員」になっておきましょう。(「えきねっと」HPに登録の仕方の詳しい説明があります)

キュンパスをクレジット決済で購入する予定であれば、会員登録と共に、カードの登録を済ませておくと便利です。

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購入操作スタート

「えきねっと」にログインしたら、「おトクなきっぷ(各種フリーパス)」のページに入ります。

「おトクなきっぷの申込」から「キュンパス」の「1日間用」または「連続する2日間用」のいずれかを選択します。

このあたりの操作については、キュンパスのサイトに写真付きで説明されているので、詳しくはそちらを参照していただきたいと思います。

この記事では、初心者が途中で戸惑うかもしれない注意点についてのみ紹介していきます。

支払い方法の選択

キュンパスの代金支払いは、クレジットカード、コンビニや金融機関、駅での決済などいくつかの方法から選べるのですが、できればクレジットカードを利用するのがよいかと思います。理由は後ほど説明します。

指定席の取り方

キュンパスの購入時に、一緒に列車を申込むことができます。

キュンパス購入時に、一緒に指定席を予約することができます。1日用で2回、2日間用で4回まで指定席を利用することができます。

ここで注意したいのは、支払い方法の違いによって指定席を予約できる回数が違うという点です。

先ほど「決済方法はクレジットカードがよい」と書いたのは、指定席予約を2回分行うためには、決済が済んでいる必要があるからです。

キュンパス購入の際に1回分の指定席を確保することができるのですが、クレジットカード払いを選択して購入すると、すでに支払い済みということで、10時になればすぐに2回目の指定席予約へ進むことができます。しかし支払いを後回しにした場合は、2回目の予約へ進むことができません。

この場合、2回目の指定席予約は、「キュンパスの決済後」に再度「えきねっと」にログインして、マイページから予約することになります。

「JRをあまり利用しないのでクレジットカード登録はしたくない」という方もいると思いますが、支払いを後回しにしても、切符購入時にとりあえず指定席を1回分は予約できます。

「自由席を利用するので指定席を確保する必要がない」場合や、「とりあえず朝の列車だけ指定席が取れれば、帰りは何とかなるだろう」という旅であれば、どの決済方法でも大丈夫です。

「心配なので帰りの列車も確実に席を確保しておきたい」というのであれば、すぐに2回分の指定席予約ができるクレジットカード払いを選択するのが無難だと思います。

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人気の列車の指定席確保には「事前受付」

キュンパスはたいへんお得な切符なので、この時期には鉄道旅をする人が急に多くなります。

人気の列車の指定席はかなり取りづらくなっているので、座席の争奪戦を勝ち抜くのは大変です。

切符購入後、すぐに座席予約をしようとしても、すでに満席という場合も少なくありません。

たとえば朝の時間帯の「東京発新青森行はやぶさ号」などは超人気なので、1か月前の10時からの指定席販売開始直後に購入操作をしても、指定席はすでに満席という状態で、座席を確保するのはかなり難しいです。

「はやぶさ」には自由席がないので、そうなるとこの列車に乗ることは諦めなくてはなりません。

そこで多少でも座席確保の可能性を高めるために、「事前受付」という方法を使います。

JR東日本キュンパスのホームページのFAQでは「事前受付」について以下のような記述があります。

キュンパス本券は、ご利用開始日の1ヵ月前5時00分からお申込みいただけますが、指定席のお申込みは通常、ご利用開始日の1ヵ月前10時00分からとなります。

「えきねっと事前受付」では、キュンパス本券購入後からご利用開始日の1ヵ月前9時54分までの間、同日1件に限り、事前に指定席のお申込みいただくことが可能です。

ここで肝になるのが、キュンパス購入開始時刻と指定席予約開始時刻には時間差がある! という点です。

1ヶ月前の5:00~9:54の間にキュンパスを購入すれば、10:00の指定席予約開始以前に「事前受付」の申し込みができるわけです。

事前受付をしておけば、10:00になれば自動的に申し込みが開始されるので、こちらが有利であることは間違いありません。

できれば5時になったらすぐにキュンパスを購入し、続けて指定席の事前受付を行っておきましょう。座席位置を指定したり複数の座席を取りたい場合は、特に急いだほうがよいと思います。    

座席の希望は窓側、通路側などの指定や、連続した複数席などを希望することができますが、どの座席になるかはまだわかりません。10時以降に予約が成立した時点でえきねっとから確認することができます。

そして一人旅なら「座席はどこでもよい」を選択しておけば、予約成立の確率はかなり高まると思います。

     

空席の中から座席の位置を指定して取りたい場合は、事前受付はせずに10時以降の予約開始後にえきねっとから操作することになりますが、まだ空きがあるかは列車により大きな差があり、人気の列車では確保は難しいと思います。(人気が集中しない列車であれば、この方法でもよいと思います)

決済が済んだら、「2枚目の指定席」はこの方法で取ることになりますが、どんどん席が埋まっていくので、できるだけ早い方がよいと思います。決済済みの人は10時を過ぎたら、決済がまだの人もできるだけ早く済ませてこの操作をしましょう。

    

「事前受付」は先着順ではなく、ランダムに処理されているとのことで、座席の位置や並びなどの条件によって予約の成立しやすさは変わるそうです。    

そして「事前受付」は確実に座席が確保できる、というわけではなく、予約が殺到していれば、事前受付をしていても座席を取ることができない場合もあります。

そうなると予定変更を余儀なくされるので、あらかじめ人気の列車を避けるということも考える必要があるでしょう。

受付の結果は、10時以降にマイページ内の「JRきっぷの申込履歴」から確認できます。また、受付結果メールも送信されます。

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発券の方法

事前に紙の切符を発券する

キュンパスを購入し指定席を確保したら、最後にやっておくのが紙の切符の発券です。

キュンパスは事前に「紙の切符」や「指定席券」を発券しておく必要があるのですが、初めての方は発券操作に戸惑うこともあるので、できれば利用当日よりも前に十分な時間を確保して発券に行くことをおすすめします。

発券は基本的に「指定席券売機」で行います。みどりの窓口でも対応してもらえますが、券売機でわからない場合は近くの駅員さんに聞けば教えてもらえます。

発券の操作については、「えきねっと」の「JRきっぷご利用ガイド」の「お受取り/乗車方法(紙のきっぷ)」に写真付きの詳しい説明があるので、そちらをご参照ください。

   

なお、払い戻しは発券前、発券後ともに、未使用で利用列車の発車前であれば可能です。

発券前であれば「えきねっと」で、発券後は「みどりの窓口」で行いますが、どちらも手数料660円がかかります。

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その他の役立つかもしれない情報

最後に、キュンパスの購入に関わる状況についての感想です。

キュンパスを購入してみた感触としては、1か月前の10:00からすぐに満席になるのは、東京発新青森行の始発から8時台の「東北新幹線はやぶさ」くらいで、それ以外の列車であれば、急げばまったく座席が取れないということはないだろう、という感じです。

一人旅で座席の位置は気にしないという方であれば、事前受付をしておけば、かなりの確率で座席が確保できるのではないかと思います。(確証はなくあくまで感触です)

    

ひとつだけ裏技的な話をすると、新青森に行きたい場合、朝の東北新幹線は非常に人気なので、複数で座席を取りたい場合などは、比較的空きのある秋田新幹線の方を事前受付しておき、指定席が確保できたら盛岡まで乗車し、そこで東北新幹線に乗り換えるという手を使うと、多少取りやすいかもしれません。

盛岡以北の東北新幹線は、全席指定の「はやぶさ」などしか走っていないため、特例として空席があれば指定席券なしで乗車することができます。(盛岡~秋田間も同様です)

もちろん指定席券を持った乗客が来たら席を譲らなければなりませんが、盛岡以北になると乗客も減ってきて、多少の空席はあると思います。

キュンパス期間の盛岡~新青森間はかなり混む、という情報もありますが、もし空席がなくても、盛岡~新青森間は1時間ほどなので、デッキに立ったまま行くことも可能だと思うので、青森にたどり着くことはできると思います。

キュンパスを有効活用して、冬の旅を存分に楽しみましょう。

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