【笛吹川サイクリングロード】秋の甲府盆地を走る

笛吹川サイクリングロード

専用のサイクリングロードを、景色を観ながらのんびり走る・・・

そんなルートを見つけては走っているのですが、甲府盆地にも自転車専用道があります。

今回は「笛吹川」に沿って走るサイクリングコースの様子を紹介します。

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笛吹川に沿って甲府盆地を走る

以前、南アルプスや八ヶ岳、富士山を間近に望む甲府盆地には、山などの景色を眺めながらサイクリングできるルートがあるのではないかと思い、調べてみたことがありました。

すると、「笛吹川」に沿って自転車道が設置されていることが分かったのですが、なかなか機会がなく、長らく実際に走ることはありませんでした。

しかし思い立って、昨年の秋も深まった11月に走りに行ってみました。

「笛吹川」は、日本三大急流のひとつである「富士川」の上流であることから、川沿いの道も傾斜があって、上流から下流へ向かえばサドルに乗っているだけでどんどん下っていける道なのかも・・・と、楽に走れるのではないかと呑気に考えていました。

実際には、そんな下り坂の道はまったくなかったですし、今回のルートは景観的には単調という面もあるので、記事にするか迷った部分もあったのですが、今後の整備も期待しつつ紹介したいと思います。

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ルートの概要

今回走ったルートの概要ですが、甲府盆地北東部の山梨市から、南西部の市川三郷町まで、笛吹川に沿って走るというもので、上流から下流へ向かう川沿いの道になります。

実際の走行では、川に沿って「下っていく」感覚はほとんどなく、ほぼ平坦なルートといった印象です。

道の整備状況は、あまりよいとは言えないかと思います。この自転車専用道の多くの部分は河川敷の中を通っていますが、けっこう路面が荒れているところが多いので、マウンテンバイクのような自転車で走った方がよいのではないかと思われる場所もけっこうありました。

そんな状態なので、今回も自転車で走っている方に出会うことはまったくなく、自転車道としては寂しい状況でした。

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山梨市からスタート

JR山梨市駅

今回のルートのスタート地点は、甲府盆地の東北部にある「山梨市駅」です。

ここから笛吹川の流れに沿って、甲府盆地の南西部を目指します。

駅の近くの駐車場に車を駐車し、いつものように「折りたたみ自転車」を組み立てて出発です。

根津橋

駅前から200mほど走ると、すぐに「笛吹川」が見えてきます。

根津橋を渡って笛吹川の右岸に出て、川に沿って下って行きました。

JR中央本線の下をくぐる

堤防上の道は舗装されてからかなり時間が経っているようで、草が生える部分が多く、タイヤの細いサイクリング専用車だとかなり走りにくい状況だと思われました。

車道と並行して進むようになると、川の向こう側に「富士山」が頭を出しているのが見えてきます。

しばらく車道に沿って走りますが、「フルーツライン」を越えると、自転車道は堤防の一段低い所を走るようになります。

大野桑戸橋でフルーツライン(ピーチライン)と交差する
笛吹橋

自転車道は笛吹橋の下をくぐって続いて行きます。

笛吹橋と富士山

この後も、自転車道は河川敷の中を走るルートがずっと続いていきます。

このあたりの舗装は、表面が荒れていますが草はなく、以前より走りやすい状態でした。

笛吹川
鵜飼橋

ずっと河川敷の中を走っていると周囲の景色があまり変わらないので、どのあたりまで下ってきたかわかりにくいのですが、笛吹市の中心部まで下ってきました。

笛吹市役所に近い鵜飼橋をくぐると、たくさんの幟旗が見えてきました。

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笛吹市

川沿いに並ぶ色鮮やかな幟旗は、ホテル名などが記されており、観光アピールのようでした。

このあたりでは、夏に「鵜飼」が行われているそうで、笛吹川の鵜飼は約800年の歴史があり、鵜匠が舟に乗らず、川の中を歩きながら1羽の鵜を操る「徒歩鵜(かちう)」と呼ばれる伝統漁法だそうです。

鵜飼が行われるのは7月下旬から8月中旬で、鵜飼に合わせて花火の打ち上げもあるそうです。

万年橋

河川敷の自転車道は、この後も同じような景色が続いて行きます。

この道はランニングコースにもなっているようで、路面に距離を示した表示がありました。

万年橋を過ぎた所にこんな看板があり、河川敷でクマの目撃情報があったそうです。

こんな街中の河川敷でも、クマに注意しなければならない時代がやってくるとは・・・。

笛吹川の向こうに広がる山々の麓に、「リニア新幹線」の実験線が通っているのが見えます。

周囲の景色の様子が分からないので、堤防に上がって見てみました。

八ヶ岳
南アルプス

堤防上からは、北に「八ヶ岳」、西に「南アルプス」の峰々が聳える景色が広がっていました。

しかし、山まではかなり距離があるため、景観的な迫力に欠けるのは残念です。

砂原橋
アンテナが立ち並ぶ坊ケ峰が目印に

白井河原橋を過ぎると「平等川」「濁川」が合流してきて、河川敷の道は行き止まりになります。

河川敷の自転車道は行き止まり
この看板に「笛吹川サイクリングロード」の表記がありました

堤防上に上がり、しばらく平等川の堤防を遡っていきます。

平等川
新恵比寿橋

「新恵比寿橋」で平等川、濁川を渡りますが、堤防上には道がないため、しばらく集落の中を走っていきました。

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中央市

「濁川橋」で堤防に戻り、再び川に沿って下っていきます。

自転車道ではありませんが、自動車の走行はほとんどなく、のんびりと下っていきます。

鳥たちが集うのどかな水辺

すぐ隣では、新山梨環状道路の建設が進んでいました。

「この先行き止まり」の表示があったので、ここもいったん堤防を降ります。

山梨大学付属農場
二川橋
遥かに聳える八ヶ岳が美しい

「二川橋」で荒川を渡り、再び堤防の道に戻ります。

富士山が見えるのはこれが最後
豊積橋

豊積橋のたもとには、このような看板がありました。サイクリングロードの整備は進められているようです。

中巨摩清掃工場
対岸の丘の上に見える「みたまの湯」

日没が近づいたので堤防の道を離れ、笛吹川サイクリングを終了しました。

帰りは最寄りの「甲斐上野駅」から、JR身延線と中央本線を乗り継いで、山梨市駅へ戻りました。

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終わりに

このコースは山梨県が設置したサイクリングロードのようなので、今後の整備に期待したいと思いますが、現状では路面が荒れていたり、分断されている部分があったりして、サイクリングをするにはあまりおすすめできる状況ではないように思います。

クッション性のないタイヤの自転車だと、走行は厳しいかもしれません。

河川敷の中にコースがある部分が多く、自動車との接点がほぼないので安心して走れる良さがある半面、周囲の景観が堤防で遮られてしまっているので、景色の面白みに欠けたり、人の気配がほぼないので安全面で不安を感じたりする面もあります。

今後、路面が整備されたり、堤防上を走る部分が多くなったりすると、コースの魅力はより高まるかもしれません。

景観的には、富士山が見えるのはルートの限られた部分だけで、それも頂上部分をわずかに望む感じです。南アルプスや八ヶ岳も遥か遠くといった感じで、山岳景観は今一つといったところです。

しかし、周辺には桃やブドウなどの果樹園が広がっているので、花の季節に走ると魅力的な光景に出会えるかもしれません。