【森の駅Daizahoushi】飯綱高原のキャンプ場が新装オープン

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【森の駅Daizahoushi】飯綱高原のキャンプ場が新装オープン

戸隠方面への観光ルートである「バードライン」は、飯縄山麓の飯綱高原を走っています。

その飯綱高原にある「大座法師池」の湖畔にあったキャンプ場周辺で、しばらく前から工事が行われていました。

この春、工事が終了し、森の駅を含む新しい施設としてオープンしたようなので立ち寄ってみました。

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標高1000m高原のキャンプ場

夏のキャンプは夜も暑くて大変なので、できれば標高の高い涼しいところで行いたいものです。

今回訪れたのは、長野市街地から車で30分ほどの距離ですが、標高1000mを越える飯綱高原に新しくできた「長野フォレストビレッジ」という施設です。

ここはかつて「飯綱高原キャンプ場」という市が管理するキャンプ場だったのですが、森の駅やアスレチックなどの遊具を含めた総合施設として新しくオープンしたようです。

こちらは以前、低料金で利用できたのですが、新しくなった後もそれほど変わらないようで、フリーサイトは新装後もレギュラーシーズンは2人までテント一張り1泊1000円ということです。

今回はキャンプはしていませんが、新しくなった施設を見ながら、大座法師池を一廻りしてみました。

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長野フォレストビレッジ

新しい施設は、「長野フォレストビレッジ」という名の市の指定管理施設で、委託された業者が管理運営しているようです。

Nagano forest Village(長野フォレストビレッジ)HPより

Nagano forest Village(長野フォレストビレッジ)HP
https://naganoforestvillage.eternal-story.com/

施設は、キャンプフィールド、アスレチックフィールド、フォレストアドベンチャーなどいくつかのエリアに分かれていて、様々なアウトドアの遊びを体験できるようになっています。

キャンプフィールド

湖畔のテラスへ向かう道

大座法師池に向かって緩やかな坂を下っていく道の両側に、「キャンプフィールド」が広がっています。

平日の昼下がりのキャンプ場は人影もまばらで、ところどころでのんびりと午後のひとときを過ごすキャンパーの姿が見られます。

くつろぐキャンパー
湖畔のテラス

湖畔には広いテラスが設けられていて、イスやテーブルも用意されていますが、誰もいませんでした。

トイレ
バンガローと炊事場

キャンプフィールドを奥へ進むとトイレがあり、道の右側斜面にはバンガローが並んでいます。(電源付きログキャビン8畳板張り レギュラーシーズン料金8000円)
炊事場も新設したらしく新しいものでした。

こちらのデッキサイトも電源付きだそうです。(レギュラーシーズン料金5000円)

湖畔のフリーエリア

さらに進むと、こちらにも湖畔のフリーサイトがあり、いくつかのテントが設営中でした。こちらの方が平坦で水辺も近い感じです。

駐車場からは少し距離がありますが、荷物の運搬用に無料のリアカーがあります。

アスレチックフィールド

さらに進むと、フィールドアスレチックの「小天狗の森」への入口があり、この周辺が「フォレストアドベンチャー」の受付場所にもなっています。

小天狗の森入口

「フォレストアドベンチャー」は、大座法師池を越えるジップラインを目玉としている施設のようですが、コースの流れが分かるような表示がなく、全体像がよく分かりませんでした。

レーザータグの説明板
樹上のアドベンチャーコース

湖畔の遊歩道

各エリアはここまでですが、湖畔の遊歩道をたどって、池を一周してみます。

湖畔の林の中を行く

ジップラインの反対側に来ましたが、立ち入り禁止の表示以外は、特に説明等はありませんでした。

飯縄山

池を半周し、キャンプサイトの反対側に来ると、「飯縄山」(1,917m) がよく見えます。

対岸のキャンプフィールド
湖畔の遊歩道
ペダルボート乗り場

ペダルボートの営業は、まだしていませんでした。

大座法師池は小さな池なので、写真を撮りながら各施設をゆっくり見て回りましたが、30分ほどで一回りしてきました。

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森の駅Daizahoushi

この施設の入口にある「森の駅Daizahoushi」は、いわゆる道の駅です。平日の来場者はやや年齢層高めな感じでした。

森の駅Daizahoushiの屋内にもツリーハウスがあり、子どものいる家族連れを意識したものと思われます。

天候に関わらず遊べるようになっているのはよいのですが、屋根の下のツリーハウスってどうなのか・・と思ってしまいました。

屋外にもツリーハウスがあったのですが、こちらは入れないような造りになっていて、飾りといった感じです。

建物内には農産物直売所もあり、地元で採れた野菜類などが並んでいます。

ショップや飲食店も入っていて、ドライブの途中に寄るのに便利な施設です。

昼下がりの飲食スペースは人影もまばらでした。

池を望むテラス

森の駅の池に面した側には広いテラスがあり、家族連れやソロの方などが、それぞれにのどかなティータイムを過ごしていました。

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おわりに

こちらのキャンプ場は、時期や曜日によって料金が変動するので注意が必要です。

レギュラーシーズンはリーズナブルですが、ハイシーズンになるとフリーサイトのソロキャンプの場合、料金が倍以上になっていたりします。

近くに入浴施設もありますが、徒歩だと10分ほどかかり、夜間の移動はためらう距離かもしれません。

付帯する施設ですが、「森の駅」はいわゆる道の駅なので、食事やお土産の購入などができ、状況に応じて便利に利用できると思います。

アスレチック施設の「小天狗の森」は無料で利用できますが、池の上を横断するジップラインが売りになっている「アドベンチャーフィールド」については、現地でもネットで調べてみても全体像がよく分からず、施設の割に利用料金が高めな印象もあるので、この立地でどれだけ需要があるのか気になるところです。

キャンプ場としては、高原の湖畔で自然環境がよく、街からも近いので、ソロや少人数、また家族連れで気軽にキャンプを楽しむにはよいサイトだと思います。