気持ちの良いドライブコースは全国に数多くありますが、近年注目されている場所の一つに、滋賀県高島市の「メタセコイア並木」があります。
およそ2.6kmにわたって続くほぼ直線の並木道で、両側に大きく伸びたメタセコイアの木々の間を走る気持ちの良いルートです。
今回は、琵琶湖近くにある「メタセコイア並木」の様子を紹介します。
琵琶湖西岸の道を行く

琵琶湖の北岸にある高島市は、これまであまり訪れたことのない地域だったのですが、この並木道を目指して走ってみました。
琵琶湖の西岸では、近年大津からの国道161号線のバイパス(琵琶湖西縦貫道路)の整備が進んでおり、高速道路を走るかのような快適なドライブができる部分も多いです。

高島市に入り、「道の駅 藤樹の里あどがわ」でひと休みし、情報を仕入れます。


道の駅には、メタセコイア並木への道案内も掲示してありました。
メタセコイアの並木道

高島市街を通り抜け、マキノ町の「沢」で国道161号から県道287号に入ると、沿道には道案内があるので迷うことはありません。

この並木は、昭和の頃に旧マキノ町の果樹生産組合が植えたのが始まりだそうで、地域の方々の手で育てられ、県も協力して植栽し延長が伸びたことで、現在の姿になったそうです。

並木道を、南から北へ向かって走っていきました。
沿道では、たくさんの人たちが並木を見ながら写真を撮ったり散策したりしていました。



はるか彼方まで続いている並木道をゆっくり走っていきました。沿道の木々は、12月に入り落葉の季節を迎えていました。

前半は並木道の周辺には畑や果樹園が広がっていましたが、後半は水田地帯の中を走るようになります。



並木道の北端までやってきました。
ここまで約2.6km。けっこう距離があるので、並木道のドライブを満喫できます。
来た道を、再び南端に向かって走っていきます。



自家用車で関西方面へ出かけたなら、帰路に少し寄り道をして訪ねてみるのもおすすめです。
大津からの通称「湖西道路」は、道路状況によっては「関ケ原」まで行くのに東岸の国道などより時間がかからない場合もあり、それほど遠回りな感じはしませんでした。また北陸方面へ行くなら最短ルートです。
今回は晩秋の様子ですが、どの季節でも、並木の四季折々の表情が楽しめるドライブになると思います。