【牛乳パン】長野のご当地パン おすすめは?

牛乳パン(ココラデ)

ふわふわの柔らかいパンにミルククリームをたっぷりとはさんだ「牛乳パン」。

長野県のご当地パンですが、テレビなどで紹介されて、その知名度は今や全国区です。

今回は、長野県で親しまれている「牛乳パン」と、あわせて初めての方へのおすすめについても紹介します。

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牛乳パンとは

「牛乳パン」が有名になったのは、レトロなパッケージとともに、やり過ぎと思われるほどの大量のクリームを挟んだビジュアルが、人々の注目を集めたからだろうと思います。

「牛乳パン」と名がつくパンは、長野県の各地で様々な形のものが販売されているので、「牛乳パンとはこういうもの」という明確な決まり事はないように思います。

しかし、老舗といわれる店のものには一定の共通する様式があり、これが原点になっていると思われます。

パンを包むビニール袋は、牛乳を想起させる「白」色で、そこに少年の姿などを描いたレトロな挿絵が印刷されています。

そして、パンは長方形で、上下に切り分けたパンの間には、ミルク味のクリームがたっぷりはさんである、というものです。

もともとはシンプルなクリームサンドパンのようで、今も多くの「牛乳パン」はそれほどクリームが厚いわけではありません。

クリームの量がとびきり多いものが注目され知名度を上げたため、「牛乳パン = 大量のクリームを挟んだパン」と思われているようです。

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牛乳パンの味はどうなのか

ネットで検索すると、様々な製品が紹介されていて、これでもかとクリームを挟んだパンの画像が多数あらわれます。

私もいくつかの「牛乳パン」を食べてみたことがあるのですが、カロリーを気にしていたら、とても食べられないパンであることは間違いありません。

そして、多くの牛乳パンで使用しているクリームは「バタークリーム」なので、けっこう油分を含んでいてしつこく感じることがあります。

ネットの記事では「ペロリと食べてしまう」といった表現をよく見るのですが、クリームの層が薄いものならいけると思いますが、厚いものはまるごと1個食べ切るのは大変だろうなぁ‥と思ってしまいます。

しかし、甘く柔らかなパンとクリームの美味しさは間違いないので、長野県を訪れたなら、味わってみるのもおすすめです。

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ココラデ

いろいろある牛乳パンの中で、「とりあえずどれがいい?」と思っている方へおすすめするなら、長野県の東部から北部にかけていくつかの店舗を展開する「ココラデ」の牛乳パンを挙げたいと思います。

こちらの牛乳パンは、いわゆる伝統ある牛乳パンの様式を踏襲した、四角くて白いパッケージに包まれた「いかにも牛乳パン」といったものです。

1個390円〔税込) 購入は一人2個まで

牛乳パンとして話題の、たっぷりのクリームを挟んだ特有のビジュアルをもちながら、味は現代風にアレンジされていて、見た目と食べやすさのバランスがとれている感じがします。

縦の長さは約20cm
白い袋が透けて中のクリームが見えている

これくらいクリームの厚さがあれば、お土産にしても話題性は十分かと思います。

ココラデ 長野稲里店

伝統ある?牛乳パンを販売するのは、いわゆる老舗の個人経営のパン屋さんが多いのですが、こちらは今風のおしゃれなパン屋さんで、様々な菓子パンやサンドイッチなども販売していて、イートインコーナーも併設しています。(イートインでは無料のコーヒーサービスもあります)

店舗のある場所も、御代田や上田、長野などで関東方面から訪れる方には比較的立ち寄りやすい地域だと思います。

しかし、牛乳パンは人気のため、開店後の早い時間に売り切れてしまうことが多いので、確実に入手するためには、予約をするか開店時に合わせていく必要があります。

クリームの厚さは約2cm

やわらかいパンに挟まれたクリームは、思ったよりも甘さは控えめで、生クリームに近い食感です。

クリームがはみ出している

クリームの厚さは約2cm。普通に置いておいても、自らの重みでクリームがだんだん横にはみ出してくるといった感じで、クリームのボリュームは十分ですが、しつこさはあまり感じません。

長野の旅のお土産に、たまにはこういうのもおもしろいのでは、と思います。

なお、夏の時期はクリームが溶けてしまうので、遠方へ持ち帰る場合にはクーラーボックスなどがあった方がよいと思います。