☆今回の山行☆ 鳩待峠~尾瀬ヶ原~至仏山~鳩待峠 <前泊(車中泊)日帰り>
「【至仏山】尾瀬の日帰り登山その①」の続きです。鳩待峠を出発して、尾瀬ヶ原の山の鼻を経て、至仏山山頂に至るまでの様子を紹介します。

鳩待峠~山の鼻
鳩待峠
駐車場から鳩待峠までは数分の距離です。車道を歩いて行くと「鳩待峠休憩所」の三角屋根が見えてきます。

建物の裏手に24時間利用できる大きなトイレがあり、前泊の場合の朝の身繕いには重宝しそうです。(ちなみに尾瀬のトイレは、どこも利用に協力金を求めています)

さらに奥には「鳩待山荘」があり、峠の周辺は大きな広場になっています。
ここから今日の山行が始まります。



尾瀬ヶ原を目指すルートの入り口には、足の裏をきれいにする緑色のマットが置かれています。これは、尾瀬には生息しない植物の種子が外部から持ち込まれることを防ぐためのものです。靴の裏をきれいに拭いて入山しましょう。AM5:10発


木道を歩いて山の鼻へ
歩き始めは、林の中の石畳の道を下っていきます。ここは峠ですので、山の鼻まではずっと下り道になります。歩き始めが楽なのは助かります。


石畳が終わると木道があらわれます。尾瀬ヶ原周辺では、ほとんどが木道の上を歩くことになります。
朝一番の歩きが下り道の上に木道なので、本当に負担のないウオームアップができます。木道もしっかりした造りで、大変歩きやすいです。


ずっと道の左側を流れていた川上川が道を横切り、そこにかかる橋を渡ると、山の鼻はもうすぐです。

林がまばらになり、やがて「山の鼻ビジターセンター」があらわれます。AM5:53着

山の鼻~至仏山
尾瀬ヶ原は霧の中
山の鼻にはテントサイトがあり、数張のテントが設営されていました。

しっかりした造りの公衆トイレがあります。

落ち着いた佇まいの至仏山荘。その前には、出発の準備をするハイカーや朝の散策をする人々の姿が。




山の鼻小屋まで行ってみました。こちらも同じような光景です。


この時点で朝6時。時間に余裕があるので、計画時には少し尾瀬ヶ原を散策したいと思っていました。しかし、霧が立ちこめ視界がよくありません。晴れてくるのは日が昇ってからになるので、それを待つほどの余裕はありません。
今回は尾瀬ヶ原散策を断念し、早速至仏山に向かうことにしました。AM6:00発









この時間、周囲に人影は皆無でした。静寂の中、一人登山口に向かいます。
いよいよ登山開始
ここからいよいよ登山の始まりです。無雪期の至仏山は、この尾瀬ヶ原からの登山道は登り専用になっていて、下ることができません。これは植生の保護と登山者の安全のための措置で、特に登山者にとって蛇紋岩でできている至仏山の岩は大変滑りやすく、下りには細心の注意が必要だからです。(あとで岩の様子が出てきます)
そのため、尾瀬ヶ原に入ってから至仏山に登ろうという人は、必ず鳩待峠などへの他の下山ルートを通らなくてはなりません。尾瀬ヶ原に戻ってくることはできないのです。
尾瀬の散策と併せて至仏山登山を行う場合、尾瀬から帰る最後の行程ということになりますので注意してください。AM6:13通過


最初の整備された石畳の道はすぐに終わり、樹林帯の中の登りが続きます。坂はそれほど急登ではないので、自分のペースで余裕を持って進みましょう。


森林限界の表示が出てきました。至仏山は森林限界が低いそうで、まだ2000mに満たない高度です。早めに周囲の展望が開けることはありがたいです。AM6:47通過


後半は「天空の階段」を行く




中間地点までやってきました。森林限界を超え、見晴らしのよい道を進みます。AM7:26通過


このあたりから岩場が出てきます。鎖が設置され、道はよく整備されているので、危険なところはありません。岩は蛇紋岩で滑りやすいので、足元を確かめながら登ります。AM7:34通過



途中にいくつか休憩場所があり、ベンチが設置されています。AM7:40


岩のゴロゴロした道を進むと、木の階段があらわれます。AM8:22
展望も素晴らしく、気持ちのよい道です。尾瀬ヶ原の霧もようやく晴れてきて、湿原が見渡せるようになってきました。









展望を楽しみながら登り切ると、至仏山の山頂です。AM9:00着


