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【エンジェルロードと寒霞渓】自家用車で島を一周してみた小豆島2日目

エンジェルロード

自家用車をフェリーに載せて、車で小豆島の旅にやってきました。

小豆島の2日目は、主に地形などの自然に関する観光地を巡ってみました。

今回は、1泊2日小豆島の旅の2日目の様子から紹介します。

小豆島マップ
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エンジェルロード

2日目の朝、最初に向かったのは「エンジェルロード」です。

海の中に「道」が浮かび上がるエンジェルロードは、干潮の時にしか見ることができないので、こちらは干潮の時刻を確認しておいてから訪れる必要があります。

この日は早朝に干潮のピークを迎えるため、朝のうちに行く必要がありました。

エンジェルロード周辺には、何ヶ所か駐車場が用意されていますが、この日は最も近い「第一駐車場」に駐車しました。(普通車30分以内300円、以後30分ごとに100円、有料なのは8:00~18:00で夜間は無料)

「第二駐車場」は無料ですが、エンジェルロードの入り口から500mほど離れています。

エンジェルロードはそれほど滞在時間が長いという感じの場所ではないので、駐車場が満車でも、しばらく待てば空きが出ると思います。

建物の脇を通って浜辺に出ると、海の中に一本の道が浮かび上がっています。

この道は「砂洲」と呼ばれるもので、島との間に砂が打ち寄せられて積もった部分が、満潮の時は海の下に隠れますが、干潮になると海面上に姿を現します。

こうした砂洲は割と様々な場所で見られるのですが、こちらは土庄の町のすぐ近くにあり、白い砂の海岸など周囲の景観を含め、景勝地として有名になりました。

エンジェルロードを通って、「中余島」まで歩いてみました。

到着した時にはすでに潮が満ち始めていて、エンジェルロードには水が迫っていました。

海の上の散歩を楽しみ、中余島に到着です。

中余島には小さな砂浜がありますが、その先は岸壁になっていて、歩けるのはここまでです。

中余島からエンジェルロードを振り返る

潮の状況については、いろいろなところで紹介されているので、簡単に情報が得られます。

約束の丘展望台

エンジェルロード入り口の丘の上にある「約束の丘展望台」に登ってみました。

ここに上がると、エンジェルロードの全体が見渡せます。

幸せの鐘

「海の上に浮かぶ道」というロマンチックな場所のためでしょうか、こちらは「恋人の聖地」だそうです。

海の上に浮かぶ道
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寒霞渓

2日目は、山の方にも行ってみようと思っていました。

続いては土庄の街から山へ向かって上がっていき、「中山千枚田」を目指しましたが、千枚田の周辺には車での乗り入れは控えてほしい旨の掲示があり、麓の駐車場から歩くとそれなりの距離があるので時間が読めないこともあり、こちらの見学は断念しました。

千枚田周辺の道は大変細く、ほぼすれ違いができないので、車での乗り入れは地元の方にとってはたいへん迷惑だと思われます。

車で訪れても、見学したい場合は県道252号線沿いの臨時駐車場に駐車して、少なくとも数百メートル歩く必要があります。

寒霞渓スカイライン

その後「寒霞渓スカイライン」に入り、島の最高峰に向かって走ります。上部では沿道には先日降った雪がまだ残っていました。

途中にある「四方指」に立ち寄り、展望台へ行ってみました。

大観望展望台

四方指の先端には、「大観望展望台」というコンクリートのテラスがあり、ここからは寒霞渓方面を見渡すことができます。

寒霞渓方面を望む
四望頂の東屋

さらに、「四望頂」でも展望を見てみました。

こちらからは、烏帽子岩などのそそり立つ奇岩を間近に見ることができます。

内海湾方面を望む

寒霞渓展望台

寒霞渓スカイラインを上りきると、広い駐車場のある「寒霞渓ロープウェイ駅」に出ます。

こちらは小豆島観光の拠点の一つで、バスやロープウェイでやってきた観光客で賑わっていました。

ロープウェイ乗り場の先にある「寒霞渓第一展望台」へ行ってみました。

寒霞渓第一展望台

険しい岩山の向こうに、麓の街から瀬戸内海の島々、遠く四国までも見渡す絶景が広がります。

寒霞渓ロープウェイ
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道の駅小豆島ふるさと村

寒霞渓からは小豆島ブルーラインを下り、「道の駅小豆島ふるさと村」へやってきました。

オリーブ公園に比べると小さな道の駅ですが、こちらでは小豆島の「生そうめん」が食べられ、隣接して「手延べそうめん館」もあります。

生そうめん(800円)+焼きおにぎり(310円)

「オリーブラーメン」も気になりましたが、数量限定の「生そうめん」を注文してみました。

そうめん自体あまり食べることがないので違いがよくわかりませんでしたが、つるつるとした弾力のあるおいしい麵でした。

手延べそうめん館にも行ってみましたが、この日は売店のみ営業をしていました。

波打ち際のハンモック

こちらに置いている製品は地元のものが多いので、お土産は「道の駅小豆島オリーブ公園」や「小豆島オリーブ園」の売店なども見て、それぞれの製品から選ぶのがよいかと思います。

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大阪城石垣の石切り場

小豆島大観音が見えます

小豆島の旅の最後は、まだ行っていない島の北側をドライブしていきます。

土庄から海沿いの県道253号線を走り、その後県道26号線に入って福田港を目指します。

途中にある「道の駅大坂城残石記念公園」に寄ってみました。

こちらは、大坂城を修築する際に切り出され、使われることなく放置された残石を中心に、小豆島における石丁場、残石などに関わる資料や、石の運搬に使われた道具類などが展示されています。

美しい海の景色を見ながら走っていると、道沿いに大きな採石場があらわれました。

こちらは本当に広大で、小豆島が今も変わらぬ石材の産地であることを実感します。

こうして2日間かけて小豆島を一周し、再び福田港へ戻ってきました。

帰りのフェリーでのおやつは、道の駅で購入した小豆島のロールケーキ。

姫路港に上陸

天候に恵まれ、存分に楽しんだ早春の小豆島を巡る旅でした。

現地までのドライブは長いですが、短期間で島めぐりを楽しむには、やはり自家用車が最適だと思います。