奥志賀スーパー林道(県道502号奥志賀公園栄線)は通行止め区間の工事が終了し、9月から全線通れるようになりました。
以前の「奥志賀林道」の記事でも、カヤの平周辺は工事による通行止めで通れなかったため、この区間については触れていませんでした。
そこで今回、改めて「カヤの平」周辺についてリポートします。
今回は、野沢温泉スキー場からカヤの平を訪ねるツーリングの様子です。
野沢温泉スキー場

今回のスタート地点は「野沢温泉」です。
山懐に広がる温泉街に入る手前に、スキー場方面へ登っていく道の分岐があります。



道沿いに通行止めの看板が出ていますが、文字の上にはテープが貼られ、ルート図に9月から開通したことが記されていました。



「野沢温泉スキー場」の中の道を登っていきます。



稜線近くまで来ると、野沢温泉の街や北信五岳を見渡す見晴らしのよい広場「サンセットポイント」があります。「日本の夕陽百選」だそうです。

サンセットポイントのすぐ上で、道は県道502号線に合流して、通称「奥志賀スーパー林道」に入ります。

県道502号線は栄村方面へ続いていますが、今回はここから志賀高原方面へ南下します。
県道502号線合流

県道502号線に入ると所々に標識が立っていて、起点、終点までの距離が分かるようになっていました。


登って行くと、県道は通行止めで、スキー場の中を通るように案内が出ていました。広々としたゲレンデを走る気持ちのよい道です。



日影ゴンドラリフトの「上ノ平駅」を過ぎると、再び樹林の中を走るようになり、まもなく分岐があらわれます。

ここを左折し、少し寄り道をして「巣鷹湖」を訪ねます。
巣鷹湖


巣鷹湖は標高1300mにある人造湖で、周辺はキャンプ場として整備されています。




バンガローやオートキャンプ場もあり、釣りやボートもできる設備の充実したキャンプ場です。ここなら夏のキャンプでも夜は涼しいと思われます。
上ノ平



県道502号線に戻り、スキー場の中を登っていくと、ゴンドラリフトの終点駅が見えてきます。
長坂ゴンドラリフトやまびこ駅周辺は標高1400m。スキーシーズンだけでなく、夏の間も「上ノ平ピクニックガーデン」として営業しています。ゴンドラリフトも動いていました。
周辺は芝生や花畑が広がり、アウトドアを満喫する観光地という感じで、マウンテンバイクで走っている人もいました。


「毛無山」を過ぎると、道はまもなく栄村に入ります。


山の中腹を縫うように走って行きます。10月に入ったばかりですが、標高約1500mの沿道の木々は色づき始めていました。
ところどころで、遠くに十日町方面の景色が見えます。以前の記事で紹介した「鳥甲牧場」も見えていました。

このあたりは同じような景色が続き何もない道ですが、突然「奥志賀林道竣工碑」があらわれます。記念碑が建っているだけですが、上ノ平とカヤの平のほぼ中間にあたり目印になります。


「奥志賀林道竣工碑」を過ぎてしばらく行くと、道は木島平村に入ります。


さらに進むと、案内板のある分岐があり、ここが「カヤの平」方面への入口になります。
直進すると「志賀高原」へ続いていますが、奥志賀林道を離れ「カヤの平」へ向かいます。
カヤの平

分岐から進んでいくと、周囲の樹木がまばらになり、草原が広がってきます。


「カヤの平」は、山の上に緩やかに広がる平原で、一帯は牧場として利用され、ロッヂやキャンプ場、自然休養林などがあります。
施設が一通りそろっていますが、それほど混み合う感じはないので、静かに自然を満喫するのに良さそうな場所です。




自然休養林の中を少し歩いてみることにしました。最も短時間で回れそうな「ブナ原生林教育園」を散策します。



こちらは信州大学が整備したブナ原生林についての教育園とのことで、ところどころに説明板が設置されています。


色づき始めた森の中を、ブナやシラカバなどの木々を見ながら歩きます。説明板を読みながらゆっくり巡りましたが、一周20分ほどの小さなトレッキングでした。

カヤの平からは、奥志賀林道へは戻らずにそのまま木島平村へ下ります。
カーブが多いですが整備された道で、色づき始めた紅葉を見ながらゆっくりと里へ下っていきました。
奥志賀林道経由でカヤの平を訪れるのは、どちらから行ってもけっこうな距離がありますが、「カヤの平」に直接行く場合、木島平村から登っていくこの道が最短になります。

