【永井食堂】行列必至のもつ煮定食 人気も納得の味とボリューム!

【永井食堂】行列必至のもつ煮定食 人気も納得の味とボリューム!

群馬県から新潟県へ抜ける時は、関越道を通ることが多いです。長いトンネルを走るだけで、この県境を行き来できるのは本当にありがたいことです。

食事も高速道路のSAでということが多いですが、下道(したみち)を走らなければ、その土地を感じることはできないとも思っています。

今回は、国道17号線沿いの谷あいにある「永井食堂」を訪れました。

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上越国境の道 国道17号線

昭和の高度経済成長の時代、上越国境のこの地域は、この国の世相を象徴する場所だったのではないかと思います。

戦後、沸き起こった登山ブームでは、谷川岳に向かう多くのクライマーが、国鉄上越線にゆられ「土合駅」に降り立ったそうです。今やその面影はまったくありませんが。

新幹線や高速道路の整備が太平洋側中心に進む中、唯一日本海側に向けて建設されたのが、この地域を通る「上越新幹線」や「関越自動車道」でした。おかげで昭和の終わりには、スキーブームに乗って、この雪国は一大観光地へと変貌しました。

新潟県出身の元首相田中角栄の後援会の名称は「越山会」。その名に込めたように、関東との間に立ちはだかるこの山を越えていくことは、容易ではない時代が長かったのです。

そんな上越国境は、かつてはドライバーにとっても一苦労の峠道だったようです。国道17号線の「三国峠」は、幹線国道としては今もなかなかの道ですが、ドライブ心を刺激してくれます。冬にこの道を走るのは、今よりはるかに大変な事だったでしょう。

冬の通行は遠慮したいのが正直なところですが、カーブを重ねて高度を上げていくこの峠道は、山の深さと共に、異質な文化圏へと移動していく郷愁にあふれているように感じます。

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ドライバーが立ち寄る店

さて、そんな骨太なドライブルートの入口とも言える、群馬県渋川市にあるのが、かの有名な「永井食堂」です。

昔から「ドライバーが立ち寄る食堂はうまい」と言われていましたが、まさに典型のような店です。

この道を行き交う多くのドライバーに愛されたドライブインに「もつ煮定食」を食べに伺いました。

永井食堂

けっこう広い駐車場ですが、いつも車であふれています。土曜日の午後に伺いましたが、誘導員の指示に従い、空きができるまでしばらく待ちました。
比較的回転の速い店なので、しばらく待てば駐車することはできます。

駐車を終えると、今度は店の前の行列に並びます。いつでも長蛇の列ができていますが、こちらもそれなりに進んでいきますので、数十分で席に着けます。

店内は調理場を囲むL字形の長いカウンターのみの造りで、席が空いた所に待っていた順にどんどん座っていくので、一人で訪問するのが気楽です。

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上州のもつ煮を味わう

メニューにはラーメンなどもありますが、ここに来る人はもつ煮を食べるために来ているようなものなので、注文はほぼ「もつ煮定食」(590円)一択といった感じです。

永井食堂もつ煮定食
もつ煮定食(普通)590円

カウンターの間隔がけっこう狭いので、お盆は「縦に置く」のがきまりです。
今はコロナの影響でどうなっているのでしょうか。(この記事の内容は、コロナ流行以前のものです)

量は「普通」が一般的な店の大盛りと言われており、ご飯の量は何段階かで選択することできます。たしかにボリュームがありますが、濃い目の味付けのもつ煮はご飯が進むので、けっこう食べられてしまいます。小食の方でなければ、ここは「普通」でいくべきでしょう。

写真のように、もつ煮もご飯も多めですが、柔らかく煮込まれたもつ煮がおいしく、ガッツリと食べてしまいました。この後の運転が眠くならないか心配です。

万人受けする味付けで、おみやげの販売コーナーも大盛況です。大行列を見て食事をあきらめ、おみやげだけ買って帰るという人もたくさんいますが、「この店でこの定食を食べてこそ」だと思いました。ぜひ並んででも食べてみてください。上州のもつ煮文化に浸れます。

永井食堂駐車場
永井食堂駐車場