【諏訪湖サイクリング】初めてでも楽しめる諏訪湖一周コースガイド

【諏訪湖サイクリング】初めてでも楽しめる諏訪湖一周コースガイド

今年の春は、長野県の諏訪地方では7年に一度の「御柱祭」があり、盛り上がりを見せていることと思います。

そんな中、折りたたみ自転車を車に積んで「諏訪湖一周サイクリング」に出かけてみました。

ゴールデンウィークの諏訪湖周辺は、コロナ禍の落ち着きと共にようやく戻ってきた観光客で賑わっていました。

今回は、サイクリングが初めての人でも楽しめる、春の諏訪湖一周サイクリングの様子を紹介します。

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諏訪湖畔のサイクリング

「諏訪湖」は、長野県の諏訪盆地にある、冬に「御神渡り」という現象が見られることでも知られる湖です。

NHKのブラタモリでも紹介されたように、「糸魚川静岡構造線」に沿ってできた断層湖で、関東・中部地方の内陸にある湖としては、霞ヶ浦や北浦に次いで大きく、周囲はおよそ16kmです。

諏訪盆地は標高700mほどの高地にあり、周りを八ヶ岳や南アルプス、霧ヶ峰などの山々に囲まれていて遠く富士山を望むこともでき、湖の風景と共に山々の景観も魅力です。

また、諏訪湖周辺には、自転車のレンタルを行う施設も多数あり、初めての人でも気軽にチャレンジすることができます。

諏訪湖周サイクリングロード

国土交通省 good cycle japan サイトより

諏訪湖周辺では、「諏訪湖周サイクリングロード」の整備が進められていて、快適なサイクリングが楽しめました。

現在も工事が進行中で、すべてが完成しているわけではないのですが、湖畔の専用道はウォーキング用と自転車用が別々に設けられている充実したつくりです。

また、沿道にはいくつもの公園や桜やカリンなどの並木道が整備され、観光スポットや足湯などもあって、楽しみながら走れる環境が整備されていました。

自転車なら2時間程度、徒歩でも4~5時間ほどで一周することができ、湖畔の水辺を巡る道のため、高低差がなく体力的な負担が少ないので、サイクリングが初めてという方でもチャレンジしやすいと思います。

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諏訪湖一周サイクリングスタート

諏訪湖周サイクリングロード
国土地理院地理院地図より引用 地理院タイルに赤線等追記して掲載

今回も、自前の「折りたたみ自転車」を持参して、湖畔の自転車道を走ります。

湖の周辺には多くの公園があり、広い無料駐車場も整備されているので、車を駐車して出発するのは、湖畔のどの辺りからでも可能です。

赤砂崎公園

今回の出発地点に選んだのは、湖の北岸に半島のように飛び出した「赤砂崎公園」です。こちらに駐車して自転車を組み立て、反時計回りに湖畔を走って行きます。

この公園は、湖畔で最も広い駐車場があるので、観光シーズンでも駐車しやすいと思います。実際、ゴールデンウィーク中に訪れましたが、余裕で駐車することができました。

赤砂崎公園には「RVパーク」があり、車中泊ができるスペースも確保されているなど、多様な利用に対応しています。

専用の自転車とウェアのサイクリストもたくさん走っていますが、特別な準備をしなくても、誰でもサイクリングを楽しめるコースだと思います。

岡谷湖畔公園

赤砂崎公園を出発すると、すぐに岡谷市に入り、湖畔の歩道とサイクリングロードが始まります。

まだ整備されたばかりの赤い「歩道」とセンターラインのある「自転車道」が延びています。

諏訪湖ハイツ足湯

沿道にある諏訪湖ハイツには「足湯」があり、サイクリングやウォーキングの途中に立ち寄りやすいようになっています。

岡谷湖畔公園

岡谷湖畔公園」から先は自転車道が整備中で、歩行者と一緒の道になります。

岡谷湖畔公園
岡谷湖畔公園

広々とした湖畔の公園には、たくさんの親子連れがピクニックに訪れ、遊具などで楽しんでいました。

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釜口水門

公園の道を進んでいくと、「釜口水門」が見えてきました。

釜口水門

「釜口水門」は、諏訪湖から「天竜川」が流れ出す場所で、静岡県で太平洋へ注ぐ天竜川はここから始まっています。

水門の上の歩道
天竜川の始まり

諏訪湖一周の道は、この水門の上を通っていきます。

湊湖畔公園

木陰で休むサイクリスト

釜口水門を過ぎると、道は南東へ向かってほぼ真っ直ぐに続いています。

自転車だけでなく、同じ道を歩くウォーキングの方たちもけっこういました。

八ヶ岳
鉢伏山(左奥)と三峰山(右奥)

この辺りからは、八ヶ岳や霧ヶ峰に続く山々がよく見えます。

途中から歩道と自転車道が工事中で通行止めになっていたので、反対側にある県道の歩道を走っていきます。

諏訪湖の南端、「石舟渡」の信号まで来ると、前半終了です。ここから湖畔を北上して行きます。

信号の横にはコンビニがあり、向かい側には「SUWAガラスの里」もあるので、食料などの補給ができます。

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諏訪湖一周後半へ

ここからは、再び歩行者と自転車が分かれた、まだ新しい専用道が始まります。

諏訪湖サービスエリア

振り返ると、すぐ後ろの丘の上には、中央自動車道の「諏訪湖SA」がありました。

整備されて間もない美しい歩道と自転車道
SUWAガラスの里入口
伝統漁法「大四つ手網」
湖畔の釣人

湖畔には、伝統漁法の網が残っていたり、釣り人の姿が見られたりして、湖の風景を見ながら走ります。

クリーンレイク諏訪

このあたりには公園などがないのですが、途中にある「クリーンレイク諏訪」(終末処理場)のトイレが利用できるようになっています。

すわっこランド
原田泰治美術館

右側に「すわっこランド」があらわれ、さらに左側に「原田泰治美術館」が見えてくると、まもなく諏訪市の中心部へと入っていきます。

諏訪湖ヨットハーバー入口
諏訪湖ヨットハーバー

「諏訪湖ヨットハーバー」を過ぎると、周囲にホテルや飲食店が立ち並ぶようになってきます。このコース中で、最も賑やかな一帯になります。

そんな中を走って行くと、湖畔に広々とした「石彫公園」が見えてきます。

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石彫公園

湖に浮かぶ小さな島「初島」を間近に見る「石彫公園」は、芝の広場が広がり、その中に石彫が点在している公園です。

石彫公園
初島と八重垣姫像

たくさんの人が訪れ、春の昼下がりのひとときを楽しみ、寛いでいました。

「湖畔」は、心安らぐ憩いの場になっているようです。

片倉館
モニュメントと初島
石彫公園方面を振り返る
遊覧船乗り場
紅やマリーナ

湖岸通りにある「片倉館」や、湖畔の「モニュメント」を通り過ぎると、遊覧船や足漕ぎボートの乗り場があり、周辺はたくさんの観光客で賑わっています。

こちらでは、レンタサイクルも扱っています。

湖畔のオブジェ
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間欠泉センター

湖畔公園の足湯
間欠泉

湖畔公園の道を進むと、やがて「足湯」が見えてきて「間欠泉センター」の前に出ます。

こちらの足湯はたくさんの人で賑わっていて、けっこう混んでいました。(他の2ヶ所の足湯は空いていました)

ここにある「間欠泉」は、温泉が噴水のように飛び出す諏訪湖の名物の一つなのですが、現在噴出が停止されているそうで、見ることはできませんでした。

諏訪湖間欠泉センター
湖畔の並木道
湖畔公園を振り返る
諏訪湖博物館
湖畔を走るランナー

間欠泉センターから先は、湖畔の県道に沿って並木道を走って行きます。今回のコースもいよいよ終盤です。

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一ッ浜公園

ボート競技場

県道を離れて湖畔に沿って走っていくと、レース用のボートの姿が見えてきました。

この辺りはボート競技場になっていて、高校生?が練習をしていました。

一ッ浜公園」からは、そんなボートの様子がよく見えます。水を切って進む姿が、美しく湖面に映えます。

下諏訪ローイングパーク AQUA未来
下諏訪ローイングパーク足湯

ボート競技の拠点である「下諏訪ローイングパーク AQUA未来」にも、「足湯」がありました。

ボート倉庫のすぐ横で、周囲に駐車場がないので、サイクリングやウォーキングの人の方が利用しやすいスポットだと思います。

フォア艇と指導の先生のボート
赤砂崎公園への道

湖からボート指導の先生の声が響く中を、ゴールに向かって最後の走りです。赤砂崎公園はもう目の前です。

赤砂崎公園駐車場

諏訪湖を一周し、赤砂崎公園の駐車場に戻ってきました。

疲れもなく、楽しく走れる気持ちのよいコースでした。

お疲れ様でした
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関連情報

観光と合わせて楽しむ

今回は午後からだったので、施設に立ち寄っての見学等はしませんでしたが、時間に余裕があれば、周辺観光を合わせて楽しみたいものです。

美術館・博物館

コースの周辺には美術館や博物館などの施設が多数あるので、これらの見学と合わせて計画するのもよいと思います。

温泉・足湯

諏訪は温泉地でもあるので、足湯の他に、日帰り入浴施設も多数あります。

諏訪湖畔公園の近くにある「片倉館」は、昭和初期に造られた洋風建築の趣のある日帰り温泉施設です。

諏訪湖畔公園の足湯

サイクリングコースの途中には、気軽に楽しめる「足湯」スポットが3カ所ありました。これらは無料で利用することができます。

間欠泉センターで販売している温泉卵

グルメ

諏訪湖周辺は「うなぎ」も有名で、名店がいくつもあるので、サイクリングの途中で寄って味わうというのもよいかもしれません。

レンタサイクルが充実

諏訪湖の周辺には、湖畔公園や釜口水門の近くなど、レンタサイクルが利用できる施設が複数あります。

ネットで検索すれば詳細が調べられるので、自分のルートプランに合わせて借りる場所を選択することができます。

ウォーキングにも良いルート

サイクリングをしない方は、ウォーキングをしてみるのもよいと思います。

山の中とは違った、湖畔らしい見所の多い安全・安心のウォーキングルートです。

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周辺スポット

立石公園

諏訪湖の東側、諏訪湖を見下ろす山の中腹に「立石公園」があります。

ここは「夜景スポット」として有名な場所ですが、最近はアニメ映画「君の名は」の風景のモデルとしても知られるようになりました。

サイクリングの後、車で訪れてみましたが、周辺は大渋滞になっていて、近づくことができずに引き返しました。思っていた以上に人気スポットのようです。

高島城

かつては諏訪湖畔に建っていて「諏訪の浮城」と呼ばれた高島城ですが、現在では周辺は住宅地になっています。

建物は再建された新しい物ですが、美しい石垣に囲まれ、庭園になっている城内の雰囲気は、往時を偲ばせるものがありました。

諏訪大社(下社)

最後に「諏訪大社」(下社春宮)を訪れた時は、すでに日暮れ時でした。

駐車場にはほとんど車はなく、駐車の心配がなかったので、かえってよかったかもしれません。

薄暗い境内に入りお参りを終えると、見計らったように、境内にいた数人の方たちが甲高い声で謡い始めました。もうすぐやって来る御柱祭の「木遣り」の練習をしているのでした。

思わぬ場面に出会い、こうして練習していることを知ることができました。こんなことも、旅の醍醐味だと思います。

夕暮れの諏訪湖