【そらさんぽ天龍峡】三遠南信道空中歩道の行き方と駐車場

【そらさんぽ天龍峡】三遠南信道空中歩道の行き方と駐車場

高速道路の橋梁には、歩いて渡ることができる歩道の付いた橋がありますが、天竜川に架かる「天龍峡大橋」も道路の下に歩道が付いており、歩いて渡ることができます

天龍峡大橋のある「三遠南信自動車道」はまだ一部しか開通していませんが、天龍峡大橋のある区間はすでに利用が始まっています。

今回は、天龍峡大橋の下を歩く「そらさんぽ天龍峡」の様子を紹介します。

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駐車場は天龍峡PA

今回訪れた「天龍峡大橋」は、まだ一部しか開通していない「三遠南信自動車道」にありますが、開通している部分は無料で利用することができます。

中央自動車道の「飯田山本IC」から分かれて三遠南信自動車道に入り、5分ほど走ると「天龍峡IC」があります。

ここを下りるとすぐに「天龍峡PA」があり、こちらが「そらさんぽ天龍峡」の入口になります。

天龍峡PA
天龍峡PA
天龍峡PA

パーキングエリアの周りには、植樹をしたばかりの緑地や芝生の広場がひろがっており、整備はこれからといった感じです。

まだ知名度がないのかコロナの影響なのかわかりませんが、訪れている車は地元のナンバーが多かったです。

橋に向かう広い歩道があり、ゆっくりと下っていきます。

天龍峡PA
天龍峡大橋そらさんぽ
天龍峡大橋そらさんぽ
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そらさんぽ天龍峡

そらさんぽ天龍峡

歩道がそのまま橋の下の「そらさんぽ」に続いています。

天龍峡大橋の利用は無料で、利用時間は以下の通りです。

3月〜10月
午前6時30分〜午後6時

11月〜2月
午前7時30分〜午後4時30分

天龍峡大橋遊歩道「そらさんぽ天龍峡」は夜間閉鎖となり、通行できません。

尚、通行可能時間は天候により変更になる場合があります。

天龍峡大橋の詳細を知りたい方は、下記のサイトをご参照ください。

そらさんぽ天龍峡大橋
そらさんぽ天龍峡
そらさんぽ天龍峡

橋の下に入ると、両側が網で覆われた通路がはるか先まで続いています。

幅はそれほど広くはないですが、しっかりとした歩道で吊り橋のように揺れることはなく、子どもでも怖さを感じることはないと思います。

なんとなく大鳴門橋の「渦の道」を思い出します。

大鳴門橋渦の道
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天竜川の上を歩く

そらさんぽ天龍峡からの景色

橋のすぐ下を「JR飯田線」が通っていて、撮影にもよいポイントです。「撮り鉄」の皆さんには、きっともう知られているのでしょう。

そらさんぽ天龍峡
そらさんぽ天龍峡
そらさんぽ天龍峡

途中の展望場所には、列車や天竜ライン舟下りが通過する時刻が掲示されていました。何気にありがたい情報かもしれません。

列車が来る時間はまだ先でした。

そらさんぽ天龍峡

少しだけ線路の見え具合を気にしながら、向こう岸に向かって歩きます。

そらさんぽ天龍峡からの景色
そらさんぽ天龍峡からの景色
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左岸の展望台へ

そらさんぽ天龍峡

橋はそれほど長くはないので、途中で景色を見たりしながら歩いても10分ほどで対岸に到着します。

そらさんぽ天龍峡からの景色
そらさんぽ天龍峡
そらさんぽ天龍峡

階段を上って、橋の上の展望台へ行ってみます。

そらさんぽ天龍峡からの景色
そらさんぽ天龍峡

こちらの広場も作られたばかりの建物と自販機があるだけで、整備はこれからといった感じです。

天龍峡大橋
そらさんぽ天龍峡からの景色

橋全体を見渡せるスポットです。周囲には桜が咲き出した春の天龍峡の景色が広がります。

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鉄道写真撮影の新スポット

そらさんぽ天龍峡

列車の通過時刻が近づいてきたので橋に戻ります。

当初はそんなつもりはなかったのですが、あの情報を見て、列車と合わせた写真を撮ってみたくなりました。

そらさんぽ天龍峡
そらさんぽ天龍峡から見たJR飯田線

下流方向から列車がやってきました。

そらさんぽ天龍峡から見たJR飯田線

下流方向は、列車に角度をつけると橋脚も写ってしまうようです。

そらさんぽ天龍峡から見たJR飯田線

上流側は撮影可能な範囲が広そうです。新たな鉄道写真の撮影スポットになりそうですね。

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天龍峡PA

天龍峡PA

天龍峡PAに戻り、施設を見てみました。

天龍峡PA

こちらの建物には、トイレと休憩施設・情報発信施設がありました。

天龍峡PA
天龍峡PA
天龍峡PA
天龍峡PA

情報発信施設はがらんとして、展示物は少なめです。

売店等もまだありませんが、今後の有料道路化を見据えて整備が進むのでしょう。

新しいため、トイレも広く快適です。

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道路情報

「三遠南信自動車道」は、長野県飯田市から静岡県浜松市までをつなぐ高速道路として建設が進んでいますが、ルートは南アルプス南部の山深い地域を通るため、全線開通までには長い時間がかかると思います。

しかし、すでに建設が済んで通行できる部分が断続的にあり、これらは無料で通行できるので、うまく利用してドライブを楽しみたいものです。

開通している「飯田山本IC~飯田上久堅・喬木富田IC(無料)」の先にも、「矢筈トンネル(無料)」が開通していますが、その先は山間の細い道になるので、ドライブする場合には注意してください。

地図上で計画しても、実際には通行止めになっているところがあるので、事前に調べてからお出かけください。

  

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